特許
J-GLOBAL ID:200903040299336058

ウレタンエマルジョンの製造方法及びウレタンエマルジョン

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-267391
公開番号(公開出願番号):特開平10-110038
出願日: 1996年10月08日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 固形分濃度を高めた場合であっても、低粘度であり、平均粒子径が小さく貯蔵安定性に優れており、煩雑な脱溶剤操作を簡略化し得るウレタンエマルジョンの製造方法を得る。【解決手段】 親水性有機溶剤の存在下でカルボキシル基及び/またはスルホン酸基を有するウレタンプレポリマーを水中に分散させた時点において、プレポリマー中の特定量のカルボキシル基及び/またはスルホン酸基が中和されるように、親水性有機溶剤の量が分散水の40〜100重量%の範囲となるように、かつプレポリマーの固形分量が分散水の65〜185重量%となるように分散させた後、2個以上のアミノ基を有する脂環式ポリアミン化合物または芳香族ポリアミン化合物等の鎖延長剤を用いて鎖延長し、脱溶剤する。
請求項(抜粋):
親水性有機溶剤の存在下にカルボキシル基及び/またはスルホン酸基を有するウレタンプレポリマーを水中に分散させた後、鎖延長剤を用いて鎖延長し、脱溶剤する工程を備えるウレタンエマルジョンの製造方法であって、(a)ウレタンプレポリマー100gあたりに含有される前記カルボキシル基及び/またはスルホン酸基の5〜15mモルが中和されること、(b)前記親水性有機溶剤の量が、前記ウレタンプレポリマーを分散させるための水の量の40〜100重量%、(c)前記ウレタンプレポリマーの固形分量が、該ウレタンプレポリマーを分散させる水の量の65〜185重量%前記ウレタンプレポリマーが水中に分散された時点において上記(a)〜(c)を満たすようにしてウレタンプレポリマーを水中に分散し、前記鎖延長剤として、2個以上のアミノ基を有する脂環式ポリアミン化合物、2個以上のアミノ基を有する芳香族ポリアミン化合物及び水からなる群から選択した少なくとも1種を用いることを特徴とするウレタンエマルジョンの製造方法。
IPC (4件):
C08J 3/03 CFF ,  C08J 3/075 CFF ,  C08G 18/10 ,  C08L 75:04
FI (2件):
C08J 3/03 CFF ,  C08G 18/10

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