特許
J-GLOBAL ID:200903040300475610
特殊ねじを備える股関節臼
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
深見 久郎 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-537595
公開番号(公開出願番号):特表2001-502194
出願日: 1997年04月21日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】この発明は、人体に移植するための、特殊ねじ(22-26)を備えるねじ入れ可能な人工股関節臼(16)に関するものである。このような股関節臼は通常、平行な歯フランクを有する角ねじ、または歯の位置が中立な三角ねじを備え、そのピッチは普通、軸方向において一定である。しかしながらそのような形態は、移植の際に生じる諸々の力、および規定どおりの負荷によって生じる力を十分には考慮しておらず、または、場合によっては必要となる移植物の摘出の際に、骨床を不必要に強く破砕する原因となるため、不利である。この発明は、適切な調節によって最適化されたねじ関節臼のねじ山(22-26)を提供する。ここでは、力をあまり要しないねじ入れ、長期間にわたる嵌め合い、ならびに移植物の容易な摘出を保証するために、ねじ断面、ねじ歯の角度位置、および非線形のねじピッチが利用される(第3図)。
請求項(抜粋):
寛骨臼内にねじ入れするための、好ましく自らねじ切りするねじを備え、シェル本体が任意の外部輪郭(例えば、円錐形、多円錐形、円錐球形、超球形、半球形、亜球形、または準球形、放物線状、環状面体、楕円体、等)を有する、ねじ入れ可能な人工股関節臼であって、ねじ入れ入力を最小化するために、シェル被覆および歯の断面の軸方向の輪郭と、応力ノッチの旋回角度と、表面の粗さに従って、移植の際、ないし場合によってはあらかじめ切削する際に生じる切削力分布に基づいて、シェル被覆上に展開するねじのピッチに、通常の軸方向に一定の延びとは異なる変化がつけられることを特徴とする、股関節臼。
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