特許
J-GLOBAL ID:200903040307537882

曲げ加工性に優れた表層低降伏強度鋼板及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-203953
公開番号(公開出願番号):特開平6-049596
出願日: 1992年07月30日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 曲げ加工性に優れた表層低降伏強度鋼板を提供する。【構成】 Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは鋼板を、圧延中途中水冷時の板厚をt0 、製品板厚をtとした時、表層から少なくとも板厚方向に1×t0 /t(mm)以上、0.3×t0 の領域を2°C/sec以上の冷速でAr1 点以下まで急冷して、その後、当該表層部がAr3 以下の温度から圧延を開始もしくは再開し、(Ac3 -50)°CからAc3 °Cの範囲で圧延を終了し、その後Ac3 点以上に復熱させることなく少なくともAr1 点までを当該表層部を1°C/sec以上の冷速で冷却し、更に(Ac1 -100)°Cから(Ac1 )°Cの範囲で3分以上滞留させ、板厚の1mm以上30%以下の範囲にわたる鋼板の表裏層部の降伏強度が板厚内部の降伏強度より5kg/mm2 以上低く、かつ表裏層と内部の界面に連続性のある曲げ加工性に優れた表層低降伏強度鋼板の製造方法。
請求項(抜粋):
板厚の1mm以上、30%以下の範囲にわたって、鋼板の表裏層部の組織が板厚内部のフェライト粒径の3倍以上の粒径を有し、かつ表裏層と内部の界面に連続性のあることを特徴とする曲げ加工性に優れた表層低降伏強度鋼板。
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-159316
  • 特公昭60-057490
  • 特開昭58-019441
全件表示

前のページに戻る