特許

J-GLOBAL ID：200903040308362610

電子楽器の繰返し波形の形成法及び繰返し波形形成装置

発明者： 吉田 俊也
出願人/特許権者： 株式会社河合楽器製作所
代理人 (1件)： 川浪 薫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-146887
公開番号（公開出願番号）：特開平8-314464
出願日： 1995年05月23日
公開日（公表日）： 1996年11月29日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、質の高い繰返し波形を迅速、かつ簡単に作成可能な繰返し波形の形成方法、及び該波形の形成装置を提供することを目的とする。【構成】 本発明は、レングス幅の変化に応じて作成される繰り返し波形のアドレスを算出するアドレス算出器と、該アドレス算出器の出力に基づいて、クロスフェードされた繰返し波形を作成するループ処理器と、該ループ処理器により作成された各繰返し波形と元波形の同一部位の波形との相関係数を算出する相関係数算出器と、該相関係数算出器により算出された相関係数のピークを検出するピーク検出器と、該ピーク検出器の出力から相関度の高い順に所定数の波形を選択する選択器と、選択結果を表示する表示器により構成される。

請求項（抜粋）：

電子楽器などに用いられる繰返し波形を作成する際に、ループトップアドレス及びループレングスの初期値と、レングス変化幅を与え、該レングス変化幅の範囲内でループレングスを変化させ、各条件に応じてクロスフェードされた繰返し波形を形成し、前記クロスフェードされた繰返し波形と元波形の同一部位の波形との相関係数を求め、相関度の高い波形から順次所定数の波形が選択され、繰返し波形が決定されることを特徴とする電子楽器の繰返し波形の形成方法。