特許
J-GLOBAL ID:200903040309483410

内燃機関のクランク軸

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-181208
公開番号(公開出願番号):特開2002-005236
出願日: 2000年06月16日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】【課題】 クランク軸に発生する振動を低減すると共に、コンロッドとクランクピンとの間の摩擦抵抗および摩耗を低減する内燃機関のクランク軸を提供する。【解決手段】 内燃機関のクランク軸2は、一対の主軸受17,18の間に位置して異なる形状を有する第1,第2クランクウェブ23,24と、コンロッド12が軸支されたクランクピン25とを有する。第1カウンタウエイト部23aのバランス量をW1、第2カウンタウエイト部24aのバランス量をW2、シリンダ4の中心軸線C2を含んでクランク軸2の回転軸線C1と直交する仮想平面Pと第1,第2カウンタウエイト部23a,24aの重心G1,G2との距離である第1,第2重心距離をL1,L2としたとき、W1+W2=Wここで、Wは、ピストン11およびコンロッド12等の往復動部分の慣性力を低減するために設定されたバランス量が成立し、かつ積W1×L1と積W2×L2とが等しくまたは略等しくなるように、第1,第2カウンタウエイト部23a,24aのバランス量と第1,第2重心距離とが設定される。
請求項(抜粋):
内燃機関の機関本体に保持された複数の主軸受に支持されたクランク軸であって、隣接する一対の前記主軸受の間に位置して異なる形状を有する一対の第1および第2クランクウェブと、該第1および第2クランクウェブの間に位置して両者を連結しているクランクピンとを有し、前記内燃機関のシリンダ内で往復動自在とされるピストンに連結されたコンロッドが該クランクピンに軸支された内燃機関のクランク軸において、前記第1クランクウェブの第1カウンタウエイト部のバランス量をW1、前記第2クランクウェブの第2カウンタウエイト部のバランス量をW2、前記内燃機関の前記シリンダの中心軸線を含んで前記クランク軸の回転軸線と直交する仮想平面と前記第1および第2カウンタウエイト部の重心との距離である第1および第2重心距離をそれぞれL1およびL2としたとき、W1+W2=Wここで、Wは、前記ピストンおよび前記コンロッド等の往復動部分の慣性力を低減するために設定されたバランス量が成立し、かつ積W1×L1と積W2×L2とが等しくまたは略等しくなるように、前記第1および第2カウンタウエイト部のそれぞれのバランス量および前記第1および第2重心距離が設定されたことを特徴とする内燃機関のクランク軸。
IPC (5件):
F16F 15/26 ,  F02B 77/00 ,  F16C 3/10 ,  F16C 3/20 ,  F16N 39/06
FI (6件):
F16F 15/26 B ,  F02B 77/00 J ,  F02B 77/00 L ,  F16C 3/10 ,  F16C 3/20 ,  F16N 39/06
Fターム (4件):
3J033AA02 ,  3J033BA02 ,  3J033CC03 ,  3J033CD01

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