特許
J-GLOBAL ID:200903040316156484

(アリール)(アミノ)ボラン化合物およびそれらの調製プロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小栗 昌平 ,  本多 弘徳 ,  市川 利光 ,  高松 猛 ,  濱田 百合子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-554697
公開番号(公開出願番号):特表2005-513135
出願日: 2002年12月20日
公開日(公表日): 2005年05月12日
要約:
【課題】特にカップリング反応、すなわち各種の誘導体をボリル化するための反応に使用することが可能なボランを提供することであって、すなわちアミノボラン化合物とそれらの調製プロセスを提供する。【解決手段】 本発明は、(アリール)(アミノ)ボラン化合物およびそれを調製するための方法に関する。前記化合物は化学式A-BH-NR1R2で表されるが、ここで、R1およびR2は、直鎖状、分岐状または環状のアルキルラジカルおよびアリールアルキルラジカルから選択されるか、または、R1とR2が組み合わさってアルキレンを形成し;Aは、任意に重縮合されている芳香族またはヘテロ芳香族基、またはビニル、ジエニル、ポリエニルおよびアルキニル基から選択される基であるが、前記の基のいずれにおいても、少なくとも1つの置換基を任意に担持している。それらの化合物は、アミン-ボランR1R2NH・BH3錯体を調製し、それを加熱することによってアミノボランR1R2NBH2に転化させ、次いでそれをA-X化合物(ここでXは脱離基)と反応させることからなる方法によって得られる。
請求項(抜粋):
化学式A-BH-NR1R2に相当する化合物であって、 ここで: ・R1およびR2は、直鎖状アルキル基、分岐状アルキル基、環状アルキル基またはアリールアルキル基から選択される、同一の基または異なった基であるか、またはR1とR2基が組み合わさってアルキレン基を形成していて、そして ・Aは: a)少なくとも1つの置換基を任意で担持する、任意で重縮合された芳香族基、 b)少なくとも1つの置換基を任意で担持する、任意で重縮合されたヘテロ芳香族基、 c)少なくとも1つの置換基を任意で担持する、ビニル、ジエニル、ポリエニルまたはアルキニル基から選択された基を表し、 a)、b)およびc)で定義された基の任意の前記置換基は、アルキル、アルコキシ、アミノ、ジアルキルアミノ、ハロゲン、ニトリル基、エステル基、アミド基、アセタールまたはチオアセタールの形で保護されたアルデヒド基、アセタールまたはチオアセタールの形で保護されたケトン基、トリアルキルシリル基およびジアルコキシボリル基から選択される、化合物。
IPC (1件):
C07F5/02
FI (1件):
C07F5/02 D
Fターム (12件):
4H039CA91 ,  4H039CD20 ,  4H048AA01 ,  4H048AA02 ,  4H048AB84 ,  4H048AC40 ,  4H048AC52 ,  4H048BA25 ,  4H048BA48 ,  4H048VA75 ,  4H048VA77 ,  4H048VB10

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