特許
J-GLOBAL ID:200903040316407193

エンジンの動弁機構用カムフォロア装置の外輪

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-305848
公開番号(公開出願番号):特開平6-129434
出願日: 1992年10月21日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】潤滑条件が厳しい場合でも、優れた耐ピーリング性を確保する。【構成】外径面の表面からの深さが0〜50μmの範囲を表層部とした場合に、この表層部の最大圧縮残留応力を50〜110kgf/mm2 とする。同じく表層部の硬度をHv830〜Hv960とする。表層部の残留オーステナイトの割合を7容量%以上とする。表面に微細で連続的な凹凸を形成する。この凹凸を構成する凹部1、1の面積が表面積全体に占める割合を80%と仮定した場合に於ける、上記凹凸を構成する凸部2、2の真円換算径を15μm以下とする。又、内径面には超仕上加工を施す。
請求項(抜粋):
エンジンのクランクシャフトと同期して回転するカムシャフトに固定された金属製のカムと、このカムに対向して設けられ、このカムの動きを受ける部材に間隔をあけて形成した1対の支持壁部と、この1対の支持壁部の間に掛け渡す状態で固定された軸と、この軸の周囲に回転自在に支承された外輪とから成るエンジンの動弁機構用カムフォロア装置を構成する上記外輪であって、外径面の表面からの深さが0〜50μmの範囲を表層部とした場合に、この表層部の最大圧縮残留応力が50〜110kgf/mm2 であり、同じく表層部の硬度がHv830〜Hv960であり、表層部の残留オーステナイトの割合が7容量%以上であり、外径面に微細で連続的な凹凸が形成されており、この凹凸を構成する凹部の面積が外径面の面積全体に占める割合を80%と仮定した場合に於ける、上記凹凸を構成する凸部の真円換算径を15μm以下とし、且つ、内径面は、超仕上加工を施されている事を特徴とするエンジンの動弁機構用カムフォロア装置の外輪。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 転がり摺動部品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-216562   出願人:日本精工株式会社

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