特許
J-GLOBAL ID:200903040320599315

車両用前照灯光軸方向自動調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-306173
公開番号(公開出願番号):特開2002-178828
出願日: 2001年10月02日
公開日(公表日): 2002年06月26日
要約:
【要約】【課題】 前照灯のスイブル(旋回)制御において、ステアリングホイールの逆操舵状態や車両のスリップ状態に対処するために必要な信号数を減少すること。【解決手段】 操舵角センサ16からの操舵角が所定角度以上にステアリングホイール15が操舵されており、その操舵角による操舵方向と左/右車輪速センサ18L,18Rからの左/右車輪速の差から予測される車両の旋回方向とが一致しないときには逆操舵状態または車両がスリップ状態にあるとされ、左/右スイブル用ライト11L,11Rの光軸方向の調整が中止、または変更される。この光軸制御では、横方向G信号やヨーレイト信号等を必要としないため、操舵角センサ16からの操舵角及び左/右車輪速センサ18L,18Rからの左/右車輪速の3つの信号に減少され、かつステアリングホイール15の逆操舵状態や車両のスリップ状態に的確に対処することができる。
請求項(抜粋):
車両のステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角検出手段と、前記車両の左/右車輪の速度である左/右車輪速をそれぞれ検出する車輪速検出手段と、前記操舵角検出手段で検出された前記操舵角に基づき前記車両の前照灯の光軸方向を水平面に平行な左右方向にスイブル(Swivel:旋回)させ調整するスイブル制御手段と、前記操舵角検出手段で検出された前記操舵角が所定角度以上あり、かつ前記操舵角による操舵方向と前記車輪速検出手段で検出された前記左/右車輪速の差から予測される前記車両の旋回方向とが一致しないときには、前記車両の旋回方向に対して前記ステアリングホイールの操舵方向が逆となる逆操舵状態にあると判定する逆操舵判定手段と、前記逆操舵判定手段で前記ステアリングホイールが逆操舵状態にあると判定されたときには、前記スイブル制御手段による前記前照灯の光軸方向の調整を中止または変更するスイブル変更手段とを具備することを特徴とする車両用前照灯光軸方向自動調整装置。
Fターム (5件):
3K039AA08 ,  3K039CC01 ,  3K039DC02 ,  3K039GA02 ,  3K039JA03

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