特許
J-GLOBAL ID:200903040332426645

排ガス浄化材及び排ガス浄化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高石 橘馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-168532
公開番号(公開出願番号):特開平9-070536
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 窒素酸化物や、一酸化炭素、水素、炭化水素等の未燃焼分に対する理論反応量以上の酸素を含有する燃焼排ガスから、効率良く窒素酸化物を還元除去することができる排ガス浄化材及び排ガス浄化方法を提供する。【解決手段】 排ガス流入側に銀成分を担持した第一の触媒と、W、V、Mo、Mn、Nb、Taからなる群より選ばれた少なくとも一種の元素の化合物とを担持した第二の触媒とを混合してなる混合触媒を、排ガス流出側に銀、銅、ニッケルの一種以上とW、V、Mo、Mn、Nb、Taからなる群より選ばれた一種以上の元素の化合物と希土類元素及び/又はアルカリ金属元素とを担持した第三の触媒と、Pt、Pd、Ru、Rh、Ir及びAuからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を担持した第四の触媒とを混合してなる混合触媒を有する排ガス浄化材である。
請求項(抜粋):
窒素酸化物と、共存する未燃焼成分に対する理論反応量より多い酸素とを含む燃焼排ガスから窒素酸化物を還元除去する排ガス浄化材において、前記排ガス浄化材は第一の触媒、第二の触媒、第三の触媒及び第四の触媒からなり、(1)前記第一の触媒は多孔質の無機酸化物に銀及び銀化合物からなる群より選ばれる一種以上の元素及び/又は化合物0.2〜15重量%(銀元素換算値)を担持してなり、(2)前記第二の触媒は多孔質の無機酸化物にW、V、Mo、Mn、Nb、Taからなる群より選ばれた少なくとも一種の元素の化合物0.01〜10重量%(金属元素換算値)を担持してなり、(3)前記第三の触媒は多孔質の無機酸化物に(a)銅、ニッケル、銀からなる群より選ばれる一種以上の元素及び/又は化合物0.5〜30重量%(金属元素換算値)と、(b)W、V、Mo、Mn、Nb、Taからなる群より選ばれた一種以上の元素の化合物30重量%以下(金属元素換算値)と、(c)希土類元素及びアルカリ金属元素からなる群より選ばれる一種以上の元素5重量%以下(元素換算値)とを担持してなり、(4)前記第四の触媒は多孔質無機酸化物にPt、Pd、Ru、Rh、Ir及びAuからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素0.01〜5重量%(金属元素換算値)を担持してなり、前記排ガス浄化材の排ガス流入側に前記第一の触媒と前記第二の触媒とを混合してなる混合触媒を、流出側に前記第三の触媒と前記第四の触媒とを混合してなる混合触媒を有することを特徴とする排ガス浄化材。
IPC (3件):
B01J 23/652 ,  B01D 53/86 ZAB ,  B01D 53/94
FI (5件):
B01J 23/64 103 A ,  B01D 53/36 ZAB ,  B01D 53/36 102 B ,  B01D 53/36 102 H ,  B01D 53/36 102 A

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