特許
J-GLOBAL ID:200903040336412053

ねじ締め機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安藤 惇逸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-341387
公開番号(公開出願番号):特開平7-164340
出願日: 1993年12月09日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 大きな締め付けトルクが得られる高減速比の遊星歯車機構を使用でき、運転が静粛で確実な伝動が得られ、カム装置の摩耗を防止して長時間の使用に対する信頼性を向上させ、比較的大径のねじにも適用できるねじ締め機を提供する。【構成】 電動機2に連結された入力軸3からドライバー軸4に至る伝動系に遊星歯車機構5が介設され、太陽歯車8の歯車軸12に軸線方向に摺動可能且つ回転方向にそれと連動可能に設けられた摺動部材21と、ドライバー軸4に伝動可能に設けられると共に圧縮コイルばね24によりカム22bにドライバー軸側に圧接されるカム従動子22aからなるカム装置22と、玉軸受34を介して係合された伝動部材33と、遊星歯車11のキャリア10と伝動部材33との間に設けられた噛合いクラッチ31とを備える。
請求項(抜粋):
駆動源に連結された入力軸からドライバー軸に至る伝動系に遊星歯車機構が介設され、高速/低トルク時には太陽歯車の回転をドライバー軸に伝動させると共に低速/高トルク時には遊星歯車のキャリアの回転をドライバー軸に伝動させるようにしたねじ締め機において、太陽歯車の歯車軸に軸線方向に摺動可能且つ回転方向にそれと連動可能に設けられた摺動部材と、ドライバー軸に伝動可能に設けられると共に第一カム位置とそれより太陽歯車側にある第二カム位置とを有するカム及び摺動部材に設けられると共に付勢手段によりカムにドライバー軸側に圧接されるカム従動子からなり、高速/低トルク時にはカム従動子が第一カム位置に保持されると共にカムと回転方向に連動可能となり、低速/高トルク時には負荷トルクに応じてカム従動子が付勢手段に抗して第一カム位置から第二カム位置に押動されると共にカムと回転方向に連動不能となるように構成されたカム装置と、ドライバー軸に軸線方向に摺動可能且つ回転方向にそれと連動可能に設けられると共に摺動部材と軸線方向に連動可能且つ回転方向に連動不能に軸受を介して係合された伝動部材と、遊星歯車のキャリアに設けられた駆動側噛合い部及び伝動部材に駆動側噛合い部と対向して設けられた被動側噛合い部からなり、伝動部材の太陽歯車側への変位時に接続可能となる噛合いクラッチとを備えたことを特徴とするねじ締め機。
IPC (3件):
B25B 21/00 520 ,  F16D 15/00 ,  F16H 3/46

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