特許
J-GLOBAL ID:200903040339205415

連結車のアクティブサスペンション制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-272812
公開番号(公開出願番号):特開平7-125525
出願日: 1993年10月29日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】けん引車と、このけん引車にカプラを介してけん引される被けん引車との組み合わせからなる連結車について、加減速時におけるアクティブサスペンションの制御方法を提供すること。【構成】減速時には、トラクタ2の前部車軸とフレーム間の距離を広げる向きの発生力F1を前部のアクティブサスペンションに、後部車軸とフレーム間の距離を縮める向きの発生力F2を後部のアクティブサスペンションに、それぞれ作用させ、加速時には上記と逆向きの力を作用させる。
請求項(抜粋):
けん引車と、このけん引車にカプラを介してけん引される被けん引車との組み合わせからなる連結車であって、前記けん引車の前部車軸とフレーム間及び後部車軸とフレーム間にそれぞれアクティブサスペンションを備えた連結車のアクティブサスペンション制御方法であって、減速時には、前部車軸とフレーム間の距離を広げる向きの発生力F1を前部のアクティブサスペンションに、後部車軸とフレーム間の距離を縮める向きの発生力F2を後部のアクティブサスペンションに、それぞれ作用させることを特徴とする連結車のアクティブサスペンション制御方法。但し、F1,F2の値は次式による。F1={(mα・h1+Fc・h2)/(a+b)}+{F3・b/(a+b)}F2={(mα・h1+Fc・h2)/(a+b)}-{F3・a/(a+b)}m:けん引車の質量,α:減速時の加速度,h1:けん引車の重心位置から前部車輪接地面までの高さ,Fc:減速時にカプラに作用する被けん引車の慣性力,h2:カプラの位置からけん引車の車輪接地面までの高さ,a:けん引車の前部車輪接地部からカプラまでの水平方向の距離,b:カプラからけん引車の後部車輪接地部までの水平方向の距離,F3:減速時にカプラに作用する下向きの力ここで、Fcはけん引車にの前輪に作用する制動力をB1,同後輪に作用する制動力をB2とするとき、Fc=B1+B2-mαにより求め、F3は被けん引車の質量をM、被けん引車の重心から被けん引車の後車輪接地面までの高さをh3、被けん引車の後車輪からカプラまでの水平方向の距離をL2とするとき、F3=(Mα・h3-Fc・h2)/L2により求める。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  B62D 53/04

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