特許
J-GLOBAL ID:200903040350234885

遊技機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 満
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-298235
公開番号(公開出願番号):特開2007-105189
出願日: 2005年10月12日
公開日(公表日): 2007年04月26日
要約:
【課題】 賞球の払出数を正確に管理して賞球を過不足なく払い出させる。【解決手段】 賞球未払出カウンタの値に関わらず、払出モータ回転カウンタの値が「0」となると、払出モータの駆動を停止させ、その後払出完了待ち時間が経過したときに、賞球未払出カウンタの値が「0」以外の数値であれば払出モータを再駆動して未払出の賞球を払い出させ、「0」であれば一連の払出動作を終了させる(ステップS833〜S842)。シリアル通信回路でのエラー発生に基づくエラー割込み要求がCPUに通知されたときには、シリアル通信回路が備える送信動作部と受信動作部を未使用状態に設定することなどにより、シリアル通信回路でのシリアル通信動作を直ちに停止させる。電力供給が開始されたときに、クリア信号がオン状態となっているか否かを判定した後に、遅延時間が経過するまで待機してから、遊技の進行を制御する処理を実行する。【選択図】 図66
請求項(抜粋):
可変表示の実行条件が成立した後に可変表示の開始条件が成立したことに基づいて、各々が識別可能な複数種類の識別情報を可変表示する可変表示装置を備え、遊技領域における入賞領域に遊技媒体が入賞したことに基づいて景品として景品遊技媒体を払い出し、前記可変表示の表示結果が予め定められた特定表示結果となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機であって、 前記入賞領域に遊技媒体が入賞したことを検出して入賞検出信号を出力する入賞検出手段と、 前記景品遊技媒体の払い出しを行う払出手段と、 前記払出手段の払出動作量を検出する払出動作量検出手段と、 前記払出手段から払い出された遊技媒体を検出する遊技媒体検出手段と、 乱数を発生する乱数回路を内蔵し、前記入賞検出手段からの入賞検出信号が入力され、遊技の進行を制御する遊技制御処理を実行し、前記払出手段を制御させるための払出制御コマンドを送信する遊技制御用マイクロコンピュータが搭載された遊技制御基板と、 前記遊技制御用マイクロコンピュータによって送信された払出制御コマンドと、前記払出動作量検出手段による払出動作量の検出と、前記遊技媒体検出手段による遊技媒体の検出と、に応じて、前記払出手段を制御する払出制御処理を実行する払出制御用マイクロコンピュータが搭載された払出制御基板と、 を備え、 前記乱数回路は、 所定の周期のクロック信号を出力するクロック信号出力手段と、 前記クロック信号出力手段から入力される前記クロック信号の入力に基づいて数値データを更新可能な所定の範囲において所定の初期値から所定の最終値まで、予め定められた順序に従って循環的に更新する数値更新手段と、 前記クロック信号出力手段から入力されるクロック信号を反転させて反転クロック信号を生成し、前記反転クロック信号を出力するクロック信号反転手段と、 前記可変表示の実行条件が成立したときに、前記クロック信号反転手段により出力された前記反転クロック信号に同期して、前記数値更新手段により更新された数値データを記憶させるためのラッチ信号を出力するラッチ信号出力手段と、 前記ラッチ信号出力手段から出力されるラッチ信号に応答して、前記数値更新手段により更新された数値データを乱数値として記憶する乱数値記憶手段と、 を含み、 前記遊技制御用マイクロコンピュータは、 遊技制御用CPUと、 前記払出制御用マイクロコンピュータとのシリアル通信を行うシリアル通信回路と、 遊技機への電力供給が開始された後、前記乱数回路の初期設定を行う乱数回路設定手段と、 前記乱数回路設定手段による初期設定が行われた後、定期的に発生するタイマ割込み処理の実行を許可するタイマ割込み処理実行許可手段と、 前記タイマ割込み処理の実行中、前記可変表示の実行条件が成立したか否かを判定する実行条件判定手段と、 前記実行条件判定手段により実行条件が成立したと判定されたことに基づいて、前記数値更新手段により更新された数値データを乱数値として格納する乱数値格納手段と、 前記乱数値格納手段に格納された乱数値が所定の判定値データと合致するか否かを判定することにより、前記可変表示における表示結果を特定表示結果とするか否かを決定する表示結果決定手段と、 前記入賞検出信号の入力に応じて、払い出すべき景品遊技媒体の数を示す払出数コマンドを前記払出制御コマンドとして前記払出制御用マイクロコンピュータに送信する払出数コマンド送信手段と、 を含み、 前記払出制御用マイクロコンピュータは、 前記払出数コマンド送信手段によって送信された払出数コマンドを受信する払出数コマンド受信手段と、 前記払出数コマンド受信手段によって受信された払出数コマンドで示される景品遊技媒体の払出数のうち未だ払い出されていない未払出の景品遊技媒体の数を示す未払出数データを記憶する未払出数データ記憶手段と、 所定数の景品遊技媒体を払い出すのに要する前記払出動作量を示す払出動作量データを記憶する払出動作量データ記憶手段と、 前記未払出数データ記憶手段に記憶されている未払出数データの値に応じて定められる前記払出動作量を示す払出動作量データを前記払出動作量データ記憶手段に設定する払出動作量データ設定手段と、 前記払出動作量データ設定手段によって前記払出動作量データが設定されたときに、前記払出手段を駆動制御して、前記景品遊技媒体を払い出させる払出制御を開始する払出制御開始手段と、 前記払出制御開始手段によって前記払出制御が開始された後に、前記払出動作量検出手段による払出動作量の検出に応じて、前記払出動作量データ記憶手段に記憶されている払出動作量データの値を減算する払出動作量減算手段と、 前記払出制御開始手段によって前記払出制御が開始された後に、前記遊技媒体検出手段による景品遊技媒体の検出に応じて、前記未払出数データ記憶手段に記憶されている未払出数データの値を減算する未払出数減算手段と、 前記払出動作量減算手段によって減算された払出動作量データの値が所定の終了値と合致するか否かを判定する払出動作量判定手段と、 前記払出動作量判定手段によって前記払出動作量データの値が前記所定の終了値と合致する旨の判定がなされたときに、前記払出手段を停止制御して、前記払出制御を停止する払出制御停止手段と、 前記払出制御停止手段によって前記払出制御が停止された後に、前記未払出減算手段によって減算された未払出数データの値が前記所定の終了値と合致するか否かを判別する未払出数判別手段と、 前記未払出数判別手段によって前記未払出数データの値が前記所定の終了値と合致しない旨の判定がなされたときに、前記払出手段を再度駆動制御して、前記払出制御を再開する払出制御再開手段と、 前記未払出数判別手段によって前記未払出数データの値が前記所定の終了値と合致する旨の判定がなされたときに、一連の払出制御を終了する払出制御終了手段と、 前記払出制御開始手段によって前記払出制御が開始されてから前記払出制御終了手段によって一連の払出制御が終了されるまでの間に、前記払出数コマンド受信手段によって払出数コマンドが受信されたことに応じて、該払出数コマンドで示される景品遊技媒体の払出数を、前記未払出数データ記憶手段に記憶されている未払出数データの値に加算する未払出数加算手段と、 前記未払出数データ記憶手段に記憶されている未払出数データの値が増加したか否かを判定する未払出数増加判定手段と、 前記未払出数増加判定手段によって前記未払出数データの値が増加した旨の判定がなされたときに、前記未払出数加算手段によって加算された景品遊技媒体の払出数を特定する払出数特定手段と、 前記払出数特定手段によって特定された払出数に応じて、前記払出動作量データ記憶手段に記憶されている払出動作量データを更新する払出動作量データ更新手段と、 を含み、 前記シリアル通信回路は、 シリアル通信におけるエラーの発生に対応した処理を前記遊技制御用CPUに実行させるためのエラー割込み要求を含んだ複数種類の割込み要求を、前記遊技制御用CPUに通知する割込み要求通知手段を含み、 前記遊技制御用CPUは、 前記エラー割込み要求に基づく割込み処理を、前記エラー割込み要求とは異なる種類の割込み要求に基づく処理に比べて優先して実行する割込み処理順序制御手段と、 前記割込み要求通知手段により前記エラー割込み要求が通知されたときに、前記エラー割込み要求に基づく割込み処理として、前記シリアル通信回路によるシリアル通信動作を制御する処理の実行を停止するエラー割込み処理手段と、 を含み、 前記乱数回路設定手段は、 前記初期設定として、前記遊技制御用マイクロコンピュータごとに付与された固有の識別番号に基づく値を、前記所定の初期値に設定する、 ことを特徴とする遊技機。
IPC (1件):
A63F 7/02
FI (3件):
A63F7/02 334 ,  A63F7/02 324C ,  A63F7/02 304Z
Fターム (5件):
2C088BA13 ,  2C088BA17 ,  2C088BC58 ,  2C088BC70 ,  2C088EA10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-304757   出願人:株式会社三共

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