特許
J-GLOBAL ID:200903040355726239

現像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉橋 暎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-255799
公開番号(公開出願番号):特開平6-083173
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【目的】 導電性被膜層を表面に形成した現像剤担持体表層からの磁性トナーへの摩擦帯電電荷の付与を均一に行なって、初期画像の濃度ムラを防止し、ムラのない良好な画像を得ることである。【構成】 磁性トナー3に対し、結着樹脂にカーボンブラック等を配合した導電性被膜層4bを表面に形成した現像スリーブ4を用い、弾性ブレード6の表面に固体潤滑性を有する粒子層7を形成し、その粒子層7の粒子7aの平均粒径Lを現像スリーブ4表面の10点平均粗さRzよりも大きく設定した。【効果】 磁性トナー3が通常粒径のトナーのときは勿論、微粒子トナーのトナーであっても、現像スリーブ4表層からの磁性トナー3への電荷付与を均一に行なって、初期の画像のムラを防止することができる。
請求項(抜粋):
現像剤として結着樹脂及び磁性酸化鉄を少なくとも含有する磁性トナーを使用し、前記磁性トナーは、トナー粒子の重量平均粒径が13.5μm以下であり、且つ粒径12.7μm以上のトナー粒子の含有量が50重量%以下の粒径分布を有し、前記磁性酸化鉄は、鉄を基準にして0.5〜4重量%のケイ素を含有しており、且つ前記磁性酸化鉄の鉄溶解量が20重量%までに存在するケイ素の含有量Bと、前記磁性酸化鉄のケイ素全含有量Aとの比B/A×100が44〜84%であり、前記磁性酸化鉄の表面に存在するケイ素の含有量Cと前記ケイ素全含有量Aとの比C/A×100が10〜55%であり、前記磁性トナーを担持する現像剤担持体、及び前記現像剤担持体表面に当接して前記担持された磁性トナーの薄層を形成する弾性規制部材を有し、前記現像剤担持体の表面には、結着樹脂にカーボンブラック及び又はカーボングラファイトを配合した導電性被膜層が形成された現像装置において、前記弾性規制部材の前記現像剤担持体との当接部には、固体潤滑性を有する粒子の粒子層が設けられており、前記粒子の粒径(L)に対し前記導電性被膜層が形成された現像剤担持体の表面粗さ(Rz)がRz<Lに設定されていることを特徴とする現像装置。

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