特許
J-GLOBAL ID:200903040356052487

抗生物質カクテル及び使用の方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-535345
公開番号(公開出願番号):特表2000-507953
出願日: 1997年03月24日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】抗真菌剤としてのアンフォテリシンB及びフルコナゾール、及び複数の抗菌剤を含む組織の滅菌用抗生物質カクテル。これらの薬剤は組織の生存力を実質的に維持しながら真菌及びバクテリアの増殖を実質的に抑制するのに有効な量で存在する。また、組織の生存力を実質的に維持しながら真菌及びバクテリアの増殖を実質的に抑制するのに有効な温度及び時間の期間にわたって組織を本発明の抗生物質カクテルと接触させることを特徴とする組織の滅菌方法。
請求項(抜粋):
1.抗真菌剤としてのアンフォテリシンB及びフルコナゾール、及び 複数の抗菌剤 を含む組織の除染用抗生物質カクテルであって、 これらの薬剤が組織の生存力を実質的に維持しながら酵母及びバクテリアの 増殖を実質的に抑制するのに有効な量で存在することを特徴とする抗生物質カ クテル。2.抗菌剤がバンコマイシン及びイミペネムを含む請求の範囲第1項に記載の抗 生物質カクテル。3.抗菌剤が更にネチルマイシンを含む請求の範囲第2項に記載の抗生物質カク テル。4.アンフォテリシンBが約0.3μg/mlから約2.0μg/mlまでの濃度で存在し、 かつフルコナゾールが約50μg/mlから約100μg/mlまでの濃度で存在する請求 の範囲第1項に記載の抗生物質カクテル。5.抗菌剤がバンコマイシン及びイミペネムを含む請求の範囲第4項に記載の抗 生物質カクテル。6.バンコマイシンが約50μg/mlの濃度で存在し、かつイミペネムが約10-100μ g/mlの濃度で存在する請求の範囲第5項に記載の抗生物質カクテル。7.アンフォテリシンBが0.3μg/mlの濃度で存在し、フルコナゾールが100μ g/mlの濃度で存在し、バンコマイシンが50μg/mlの濃度で存在し、かつイミペネムが96μg/mlの濃度で存在する請求の範囲第6項に記載の抗生物質カクテル。8.抗菌剤が更にネチルマイシンを含む請求の範囲第5項に記載の抗生物質カク テル。9.バンコマイシンが約50μg/mlの濃度で存在し、イミペネムが約10-100μg/ml の濃度で存在し、かつネチルマイシンが約20-50μg/mlの濃度で存在する請求 の範囲第8項に記載の抗生物質カクテル。10.アンフォテリシンBが1.0μg/mlの濃度で存在し、フルコナゾールが100μ g/mlの濃度で存在し、バンコマイシンが50μg/mlの濃度で存在し、イミペネム が96μg/mlの濃度で存在し、かつネチルマイシンが50μg/mlの濃度で存在する 請求の範囲第9項に記載の抗生物質カクテル。11.組織の生存力を実質的に維持しながら酵母及びバクテリアの増殖を実質的に 抑制するのに有効な温度及び期間にわたって組織を請求の範囲第1項〜第10項 のいずれか一項に記載の抗生物質カクテルと接触させることを特徴とする組織 の除染方法。12.組織が心臓弁、血管、心膜または筋骨格組織である請求の範囲第11項に記載 の方法。13.温度が35-39°Cであり、かつ期間が24-48時間である請求の範囲第12項に記載 の方法。
IPC (6件):
A61K 31/4196 ,  A61P 9/00 ,  A61P 31/04 ,  A61K 31/407 ,  A61K 31/7048 ,  C12N 5/06
FI (6件):
A61K 31/41 602 ,  A61K 31/00 609 ,  A61K 31/00 631 C ,  A61K 31/40 609 ,  A61K 31/70 613 ,  C12N 5/00 E

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