特許
J-GLOBAL ID:200903040356196500

ベ-ンポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-207691
公開番号(公開出願番号):特開2000-136780
出願日: 1999年07月22日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】【課題】 ベーンポンプのベーンを付勢するコイルスプリングの倒れを防止しながら、単一のコイルスプリングで充分な容量を確保できるようにする。【解決手段】 ベーンポンプPR のロータ32R に放射状に形成したベーン溝321 に摺動自在に嵌合するベーン35は、ロータ32R の軸方向(図中左右方向)に長径を有し、ロータ32R の円周方向(紙面に直角方向)に短径を有する横断面楕円状の単一のコイルスプリング36で、カムリング29R の内周面に向けて半径方向外側に付勢される。コイルスプリング36がその長径に沿うロータ32R の軸方向に倒れるのを確実に防止してベーン35に安定した付勢力を付与することができ、しかもコイルスプリング36の本数を増やしたり、線径を太くしたり、巻き数を減少させたり、セット長を長くしたりすることなく、限られたスペースへの配置を可能にしながらコイルスプリング36の容量を増加させることができる。
請求項(抜粋):
カムリング(29L ,29R )およびサイドプレート(28L ,28R ,30)により囲まれた空間にロータ(32L ,32R )を回転自在に収納し、このロータ(32L ,32R )に放射状に形成した複数のベーン溝(321 )にそれぞれ摺動自在に支持したベーン(35)を、前記ベーン溝(321 )の底部との間に縮設したコイルスプリング(36)でカムリング(29L ,29R )に向けて半径方向外側に付勢したベーンポンプにおいて、前記コイルスプリング(36)の横断面を、ロータ(32L ,32R )の軸方向および円周方向にそれぞれ長径(d1 )および短径(d2 )を有する楕円状にしたことを特徴とするベーンポンプ。
IPC (2件):
F04C 2/344 341 ,  B60K 17/348
FI (2件):
F04C 2/344 341 A ,  B60K 17/348 D

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