特許
J-GLOBAL ID:200903040358100225

電子線を用いた殺菌方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 半田 昌男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-187190
公開番号(公開出願番号):特開平7-016286
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】 被処理物の影となる部分をも殺菌することができる電子線を用いた殺菌方法を提供する。【構成】 まず、被処理物2を収納部材としてのポリエチレン製の袋4に入れ、内部を空気雰囲気として袋4を密閉する。ここで、袋4としては、電子線が透過できる膜厚を有するものを使用している。そして、電子線を被処理物2が入った袋4に照射すると、袋4を透過した電子線によって被処理物2が殺菌される。また、袋4を透過した電子線は、袋4内の空気雰囲気を通過する際に、その空気雰囲気に含まれる酸素からオゾンを生成させる。そして、発生したオゾンガスは密閉された袋4の内部で拡散するので、オゾンによって被処理物2の影となる部分を殺菌することができる。
請求項(抜粋):
被処理物を電子線が透過できる膜厚を有する収納部材に入れ、前記収納部材の内部を少なくとも空気中の酸素濃度と同じ濃度の酸素を有する雰囲気として前記収納部材を密閉した後、前記電子線を前記収納部材の上から照射することにより、前記収納部材を透過した前記電子線によって前記被処理物を殺菌すると共に、前記電子線によって前記収納部材の内部に含まれる前記酸素からオゾンを生成し、前記オゾンによって前記被処理物を殺菌することを特徴とする電子線を用いた殺菌方法。
IPC (2件):
A61L 2/20 ,  G21K 5/04

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