特許
J-GLOBAL ID:200903040360237610

車両用ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-328778
公開番号(公開出願番号):特開平7-180732
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】摩擦パッドの振動音や当接音を抑制する。初期制動時のタイムロスをなくし、制動力を応答性よく立ち上がらせる。【構成】第1腕4cと第2腕4dとに2個づつ対向形成されるハンガーピン取付け孔4jを、摩擦パッド8,8が収容されるパッド装着凹部3aやトルク受け突起4g,4gの間隔に対して、ディスク回出側へ偏位させる。第1腕4cと第2腕4dのハンガーピン取付け孔4j,4jに弾性材16を嵌着し、該弾性材16を介してハンガーピン7を懸架する。摩擦パッド8,8を、ハンガーピン7,7によってディスク回出寄りに吊下げ、それぞれの裏板10のディスク回出側面10dを、パッド装着凹部3aとトルク受け突起4gのディスク回出側のトルク受け面3c,4iに弾接させる。
請求項(抜粋):
キャリパボディの第1腕と第2腕をディスクロータの両側に配設し、該第1腕と第2腕の前記ディスクロータの外周面よりも外側位置に、ハンガーピン取付け孔を対向して設け、前記第1腕と第2腕との間に前記ディスクロータを挟んで対向配置される摩擦パッドの裏板に、吊下げ孔をディスク周方向へ長い長孔状に穿設し、該吊下げ孔に前記第1腕と第2腕のハンガーピン取付け孔に掛け渡されるハンガーピンを差し込んで、両摩擦パッドをディスク軸方向へ移動可能に吊持すると共に、前記キャリパボディ及び/またはこのキャリパボディと車体との間に介装されるキャリパブラケットに、前記摩擦パッドの裏板を挟んでトルク受け面を形成した車両用ディスクブレーキにおいて、前記第1腕と第2腕のハンガーピン取付け孔をディスク回出側に偏位して、前記裏板のディスク回出側面とディスク回出側のトルク受け面との間隙を、該裏板のディスク回出側面とディスク回出側のトルク受け面との間隙よりも狭く設定したことを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
IPC (2件):
F16D 55/224 112 ,  F16D 65/095

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