特許
J-GLOBAL ID:200903040363535930

復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-153645
公開番号(公開出願番号):特開平8-335959
出願日: 1995年06月20日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 選局回路に入力されるディジタル変調信号の離調周波数を補償し、復調装置を正常に機能させることを目的とする。【構成】 QPSK変調信号は選局回路110でIF信号に周波数変換され、更に直交検波器1によりベースバンド信号に変換され、DTF7及び8により波形整形されて搬送波再生回路9へと導かれる。AFC回路20で検出されたIF信号の離調周波数は、複素乗算器5とDVCO6とからなるベースバンドでの周波数変換器で補償される。周波数補正回路10は、搬送波再生回路9内のDVCO14の動作周波数が基準値を越えているかを検出する。基準値を越えないようにDVCO6の発振周波数を補正制御することにより、DTF7及び8の入力信号スペクトラムの周波数ずれが基準値を越えないようにする。選局回路110の可変分周器113の分周比を、周波数検出器119が検出したIF信号の離調周波数に相当する量だけオフセットすることにより、QPSK変調信号の周波数ずれをどの選局チャンネルに対しても補償することができる。
請求項(抜粋):
選局情報に応じて、入力された変調信号から所定のチャンネルに相当する信号を選択して、該選択された信号をIF信号に周波数変換する変換手段と、該IF信号を、お互いに直交するIベースバンド信号及びQベースバンド信号に復調する復調手段と、該復調されたお互いに直交するIベースバンド信号及びQベースバンド信号に基づいて、再生搬送波を発生させるとともに、再生されたI出力信号及びQ出力信号を出力する再生手段と、該復調手段における動作周波数の離調を検出して、該動作周波数を制御する制御手段と、該復調手段の離調周波数の情報を該変換手段に伝達する伝達手段と、を備える復調装置。

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