特許
J-GLOBAL ID:200903040367524518

加工性に優れた溶融亜鉛めっき高張力鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-281529
公開番号(公開出願番号):特開2000-109965
出願日: 1998年10月02日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 不めっきがなく、密着性に優れ、しかも降伏比が低く、良好な加工性を有する溶融亜鉛めっき高張力鋼板の製造方法を提案する。【解決手段】 C及びMnを特定した鋼素材を熱間圧延、冷間圧延し、Ac1変態点〜Ac3変態点の温度範囲に加熱し、この加熱温度からめっき浴温度までの温度域を、B≦0.0006wt%のとき、log CR=-3.50(Mowt%)-1.20(Mnwt%)-0.16(Siwt%)- 2.0(Crwt%)-0.08(Niwt%+Cuwt%)-0.32(Pwt%)+3.50、B>0.0006wt%のとき、log CR=-3.50(Mowt%)-1.20(Mnwt%)-0.16(Siwt%)- 2.0(Crwt%)-0.08(Niwt%+Cuwt%)-0.32(Pwt%)+3.20、(ただし、T:保持温度(°C)、t:保持時間(sec)、CR:臨界冷却速度(°C/sec))で表される臨界冷却速度以上の速度で冷却して、溶融亜鉛めっきを施し、引き続き300 °Cまでの温度域を、同様に上式の速度で冷却する。
請求項(抜粋):
C:0.005 〜0.15wt%、Mn:0.3 〜3.0 wt%、を含有する鋼素材を熱間圧延したのち、熱間圧延後の冷却時に、または冷却後に再加熱して、下記 (1)式の条件で高温保持し、その後、表面の酸化スケールを除去し、次いで冷間圧延し、Ac1変態点〜Ac3変態点の温度範囲に加熱し、この加熱温度から少なくともめっき浴温度までの温度域を、B含有量に応じて下記 (2)式または (3)式で表される臨界冷却速度以上の速度で冷却して、必要に応じて少なくともめっき浴温度まで加熱し、次いで溶融亜鉛めっきを施し、引き続き300°Cまでの温度域を、B含有量に応じて下記 (2)式または (3)式で表される臨界冷却速度以上の速度で冷却することを特徴とする、加工性に優れた溶融亜鉛めっき高張力鋼板の製造方法。 記 T+112 log t≧ 1054 ............... (1)B≦0.0006wt%のとき、 log CR=-3.50(Mowt%)-1.20(Mnwt%)-0.16(Siwt%)- 2.0(Crwt%)-0.08(Niwt%+Cuwt%)-0.32(Pwt%)+3.50 ......... (2)B>0.0006wt%のとき、 log CR=-3.50(Mowt%)-1.20(Mnwt%)-0.16(Siwt%)- 2.0(Crwt%)-0.08(Niwt%+Cuwt%)-0.32(Pwt%)+3.20 ......... (3)ただし、T:保持温度(°C)t:保持時間(sec)CR:臨界冷却速度(°C/sec)
IPC (5件):
C23C 2/06 ,  C21D 9/46 ,  C23C 2/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/58
FI (5件):
C23C 2/06 ,  C21D 9/46 J ,  C23C 2/02 ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/58
Fターム (32件):
4K027AA02 ,  4K027AA23 ,  4K027AB02 ,  4K027AB28 ,  4K027AB42 ,  4K027AC02 ,  4K027AC12 ,  4K027AC18 ,  4K027AC73 ,  4K027AE12 ,  4K027AE18 ,  4K037EA02 ,  4K037EA04 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA11 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA27 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EB06 ,  4K037FF02 ,  4K037FF03 ,  4K037FJ05 ,  4K037FK03 ,  4K037GA05
引用特許:
審査官引用 (3件)

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