特許
J-GLOBAL ID:200903040370603747

ビデオカメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 耕二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-237705
公開番号(公開出願番号):特開平8-102960
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 白バランス補正の評価画面として信頼性の高い画面で白バランス補正を行った時には、安定モードから動作モードへの再起動の閾値が大きくなることで、信頼性の低い画面となったときに白バランス補正の再起動がかかりにくくなり、信頼性の低い画面で白バランス補正を実行したときには閾値が小さくなることで、信頼性の高い画面に移行したときに速やかに白バランス補正を再起動して、被写体自体の色に影響されたままの状態が継続することを防止する。【構成】 両色差信号のレベルに基づいてR、B信号の利得を変更する補正動作モードと利得を固定する安定モードを備え、安定モードにおいて色差信号レベルに閾値を越える変化が生じたときに補正動作モードに切り換わる白バランス補正装置で、画面上に同一色の面積が大きい場合あるいは光源色を反映しない領域が多い場合に、閾値を小さくして補正動作モードへの移行を容易にする。
請求項(抜粋):
撮像映像信号中の色情報信号を基に色信号の利得を変化させて白バランス補正動作を実行する補正動作モードと、色信号の利得を固定する安定モードの2モードに択一的に切り換わる白バランス調整装置を備えるビデオカメラにおいて、画面を分割して設定された複数の領域毎に色情報信号レベルを色評価値として検出する色評価値検出手段と、画面全体の色情報信号レベルを画面色評価値として検出する画面色評価値検出手段と、前記複数の領域の全てについて、隣接する領域毎に色評価値を比較して同一色であるか否かを判断し、隣接する領域が同一色と判断される領域数が多い程に大きくなる値が第1基準値を越えるか否かを判定する同一色領域判定手段と、前記安定モードにおいて最新の画面色評価値の一画面前の値に対する変化量が閾値を越えるか否かを判定する変化判定手段と、前記補正動作モード中に画面色評価値が基準レベルを下回る時に、前記補正動作モードから前記安定モードに切り換え、前記変化量が前記閾値を越えた場合に前記安定モードから前記補正動作モードに切り換えるモード切換手段とを備え、前記同一色領域判定手段により隣接する領域が同一色と判断される領域数が多い程に大きくなる値が前記第1基準値より小さいと判断された時に前記閾値を大きくし、前記第1基準値より大きいと判断された時に前記閾値を小さくすることを特徴とするビデオカメラ。
IPC (2件):
H04N 9/73 ,  H04N 9/04

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