特許
J-GLOBAL ID:200903040371738328

新規置換インドリノン、それらの調製及び薬物としてのそれらの使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-572194
公開番号(公開出願番号):特表2002-525356
出願日: 1999年09月22日
公開日(公表日): 2002年08月13日
要約:
【要約】本発明は有益な性質を有する一般式(I)【化1】(式中、X及びR1〜R5は請求の範囲第1項に示された意味を有する)の新規置換インドリノン、並びにそれらの異性体及び塩に関する。R1が水素原子、C1-3-アルキル基又はプロドラッグ基を表す一般式(I)の上記化合物は有益な薬理学的性質、特に種々のキナーゼ、ウイルスサイクリン及び受容体チロシンキナーゼに対する抑制効果を有する。R1が水素原子、C1-3-アルキル基又はプロドラッグ基を表さない一般式(I)のその他の化合物は上記化合物を製造するための有益な中間体生成物に相当する。
請求項(抜粋):
一般式【化1】の置換インドリノン、これらの異性体及び塩。〔式中、 Xは酸素原子又は硫黄原子を表し、 R1は水素原子、C1-3-アルキル基又はヒドロキシ基を表し、 R2は水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ素原子、C1-3-アルキル基又はニトロ基を表し、 R3はフェニル基又はナフチル基を表し、これらの夫々はフッ素原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ素原子、C1-3-アルキル基、C1-3-アルコキシ基、カルボキシ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、ニトロ基、アミノ基、C1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基、C1-3-アルキルスルホニルアミノ基、アミノ-C1-3-アルキル基、2-カルボキシ-フェニルカルボニルアミノメチル基、C1-3-アルキルアミノ-C1-3-アルキル基、C2-4-アルカノイルアミノ-C1-3-アルキル基、N-(C2-4-アルカノイル)-C1-3-アルキルアミノ-C1-3-アルキル基、ジ-(C1-3-アルキル)-アミノ-C1-3-アルキル基、カルボキシ-C2-3-アルケニル基、N-(カルボキシ-C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基、N-(カルボキシ-C1-3-アルキル)-N-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基又はイミダゾリル-C1-3-アルキル基により一置換又は二置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよく、 R4は水素原子又はC1-3-アルキル基を表し、かつ R5は必要によりC1-3-アルキル基により置換されていてもよいフェニル基又はナフチル基を表し、これらの夫々は更に芳香族部分中で フッ素原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ素原子、C1-3-アルキル基、C1-3-アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基又はトリフルオロメチル基、 C1-3-アルコキシ基(これはカルボキシ基、アミノカルボニル基、C1-3-アルキルアミノカルボニル基もしくはジ-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基により置換されており、又は2位もしくは3位でアミノ基、C1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基、フェニル-C1-3-アルキルアミノ基、N-(フェニル-C1-3-アルキル)-N-(C1-3-アルキル)-アミノ基、ピロリジノ基、ピペリジノ基もしくはヘキサメチレンイミノ基により置換されている)、 必要によりジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基により置換されていてもよいC2-3-アルケニル基(これは更にアルケニル部分中で塩素原子又は臭素原子により置換されていてもよい)、 必要によりジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基により置換されていてもよいC2-3-アルキニル基、 C1-3-アルキル基(これは3員〜7員シクロアルキレンイミノ基、デヒドロピペリジノ基、モルホリノ基、チオモルホリノ基、1-オキシド-チオモルホリノ基、1,1-ジオキシド-チオモルホリノ基、ピペラジノ基、N-(C1-3-アルキル)-ピペラジノ基、N-(C1-3-アルカノイル)-ピペラジノ基又はN-(C1-5-アルコキシカルボニル)-ピペラジノ基により置換されており、上記置換基はC1-3-アルキル基、フェニル基又はフェニル-C1-3-アルキル基により置換されていてもよく、また上記ピペリジノ基又はヘキサメチレンイミノ基は更にC1-3-アルキル基により置換されていてもよく、又は3位もしくは4位でヒドロキシ基、C1-3-アルコキシ基、ヒドロキシ-C1-3-アルキル基、カルボキシ基、アミノカルボニル基、N-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基もしくはN,N-ジ-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基により置換されていてもよい)、 ヒドロキシ基、C1-3-アルコキシ基、カルボキシ基又はシアノ基により置換されたC1-3-アルキル基(カルボキシ基により置換されたC1-3-アルキル基は更にそのアルキル部分中でアミノ基又はC1-5-アルコキシカルボニルアミノ基により置換されていてもよい)、 必要により1個又は2個のC1-3-アルキル基により置換されていてもよいアミノカルボニルアミノ基、アミジノ基又はグアニジノ基、 ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミノ基、モルホリノ基、ピペラジノ基又はN-(C1-3-アルキル)-ピペラジノ基、 ホルミル基、カルボキシ基又はトリフルオロアセチル基、 カルボニル基(これはC1-3-アルキル基、C1-3-アルコキシ-C1-3-アルキル基、アミノ基、C1-5-アルキルアミノ基又はジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基により置換されており、上記アミノ基及びC1-3-アルキルアミノ基は更にその窒素原子の位置でカルボキシ-C1-3-アルキル基又はC2-3-アルキル基(これは2位又は3位でヒドロキシ基、C1-3-アルコキシ基、アミノ基、C1-3-アルキルアミノ基又はジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基により置換されている)により置換されていてもよい)、 ピロリジノカルボニル基、ピペリジノカルボニル基、ヘキサメチレンイミノカルボニル基、モルホリノカルボニル基、ピペラジノカルボニル基、N-(C1-3-アルキル)-ピペラジノカルボニル基又はN-(フェニル-C1-3-アルキル)-ピペラジノカルボニル基、 アミドスルホニル基、ピロリジノスルホニル基、ピペリジノスルホニル基もしくはヘキサメチレンイミノスルホニル基、C1-3-アルキルアミドスルホニル基又はジ-(C1-3-アルキル)-アミドスルホニル基(アルキル部分は夫々の場合にカルボキシ基、アミノカルボニル基、N-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基もしくはN,N-ジ-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基により置換されていてもよく、又は2位もしくは3位でC1-3-アルキルアミノ基もしくはジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基により置換されていてもよい)、 アミノ基、C1-5-アルキルアミノ基、C3-7-シクロアルキルアミノ基、フェニル-C1-3-アルキルアミノ基、フェニルアミノ基、6員ヘテロアリールアミノ基、アミノ-C1-3-アルキル基、N-(C1-5-アルキル)-アミノ-C1-3-アルキル基、ジ-(C1-5-アルキル)-アミノ-C1-3-アルキル基、C3-7-シクロアルキルアミノ-C1-3-アルキル基、N-(C1-5-アルキル)-C3-7-シクロアルキルアミノ-C1-3-アルキル基、フェニルアミノ-C1-3-アルキル基、N-(C1-3-アルキル)-フェニルアミノ-C1-3-アルキル基、フェニル-C1-3-アルキルアミノ-C1-3-アルキル基もしくはN-(C1-5-アルキル)-フェニル-C1-3-アルキルアミノ-C1-3-アルキル基又は必要により窒素原子の位置でC1-5-アルキル基により置換されていてもよい6員ヘテロアリールアミノ-C1-3-アルキル基(上記基のN-アルキル部分は夫々の場合にシアノ基、カルボキシ基、アミノカルボニル基、C1-3-アルキルアミノカルボニル基、ジ-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基、2-〔ジ-(C1-3-アルキル)-アミノ〕-エチルアミノカルボニル基、3-〔ジ-(C1-3-アルキル)-アミノ〕-プロピルアミノカルボニル基、N-{2-〔ジ-(C1-3-アルキル)-アミノ〕-エチル}-N-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基もしくはN-{3-〔ジ-(C1-3-アルキル)-アミノ〕-プロピル}-N-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル基により置換されていてもよく、又は2位もしくは3位でヒドロキシ基、C1-3-アルコキシ基、アミノ基、C1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基、ピロリジノ基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミノ基、モルホリノ基、ピペラジノ基もしくはN-(C1-3-アルキル)-ピペラジノ基により置換されていてもよく、また上記アミノ基、N-(C1-5-アルキル)-アミノ基、C3-7-シクロアルキルアミノ基、フェニル-C1-3-アルキルアミノ基、フェニルアミノ基、6員ヘテロアリールアミノ基、アミノ-C1-3-アルキル基及びN-(C1-5-アルキルアミノ)-C1-3-アルキル基の窒素原子は更に C1-5-アルコキシカルボニル基、 ホルミル基、トリフルオロアセチル基又はベンゾイル基、 カルボキシ-C1-3-アルキル基、アミノカルボニル-C1-3-アルキル基、N-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル-C1-3-アルキル基又はN,N-ジ-(C1-3-アルキル)-アミノカルボニル-C1-3-アルキル基、 C1-5-アルキル基(これは1位以外でヒドロキシ基、C1-3-アルコキシ基、アミノ基、C1-3-アルキルアミノ基又はジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基により置換されていてもよい)、 C2-4-アルカノイル基(これはそのアルカノイル部分中でカルボキシ基、ヒドロキシ基、C1-3-アルコキシ基、フェニル基、アミノ基、フタルイミド基、C1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基、ピロリジノ基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミノ基もしくはモルホリノ基又は必要により窒素原子の位置でC1-3-アルキル基もしくはフェニル-C1-3-アルキル基により置換されていてもよいピペラジノ基により置換されていてもよく、上記C1-3-アルキルアミノ置換基及びジ-(C1-3-アルキル)-アミノ置換基のアルキル部分はその2位又は3位でヒドロキシ基、C1-3-アルコキシ基、アミノ基、C1-5-アルコキシカルボニルアミノ基、C1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基、フェニル基、ピロリジノ基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミノ基又はモルホリノ基により置換されていてもよい)、 C1-5-アルキルスルホニル基(そのアルキル部分は1位以外でジ-(C1-3-アルキル)-アミノ基、ピロリジノ基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミノ基又はモルホリノ基により置換されていてもよい)、 必要によりフェニル部分中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子又はC1-3-アルキル基もしくはC1-3-アルコキシ基により置換されていてもよいフェニル-(C1-3)-アルキルスルホニル基又はフェニルスルホニル基により置換されていてもよい)により置換されていてもよく、 更に、存在するカルボキシ基、アミノ基又はイミノ基は生体内で開裂し得る基により置換されていてもよい〕
IPC (14件):
C07D209/34 ,  A61P 35/00 ,  A61P 43/00 105 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D401/12 ,  C07D403/12 ,  A61K 31/403 ,  A61K 31/4035 ,  A61K 31/4439 ,  A61K 31/454 ,  A61K 31/496 ,  A61K 31/506 ,  A61K 31/5377 ,  A61K 31/541
FI (14件):
C07D209/34 ,  A61P 35/00 ,  A61P 43/00 105 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D401/12 ,  C07D403/12 ,  A61K 31/403 ,  A61K 31/4035 ,  A61K 31/4439 ,  A61K 31/454 ,  A61K 31/496 ,  A61K 31/506 ,  A61K 31/5377 ,  A61K 31/541
Fターム (33件):
4C063AA01 ,  4C063BB03 ,  4C063CC10 ,  4C063DD06 ,  4C063EE01 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086AA03 ,  4C086AA04 ,  4C086BC11 ,  4C086BC13 ,  4C086BC17 ,  4C086BC21 ,  4C086BC42 ,  4C086BC50 ,  4C086BC73 ,  4C086BC88 ,  4C086GA07 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086NA14 ,  4C086ZB21 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZC02 ,  4C086ZC20 ,  4C204AB01 ,  4C204BB01 ,  4C204CB03 ,  4C204DB13 ,  4C204DB30 ,  4C204EB03 ,  4C204FB01 ,  4C204GB01

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