特許
J-GLOBAL ID:200903040373538997

エコー信号を用いた画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-521525
公開番号(公開出願番号):特表平8-503156
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】空間的に固定された対象物を、対象物に向けられた1次(音波)ビーム、例えば超音波により画像形成する方法であって、画像形成表示は、エコー信号受信器により受信されたエコー信号を用いて、その伝搬時間および/または振幅に基づき、それぞれ1次ビームの空間方向で配列された対象物軸線を基準にして行われる。対象物(1)は、1次ビーム送信器/エコー受信器(2)と1次ビーム(3)の空間方向(5)に対して垂直に配向され、1次ビーム(3)をエコー信号(4)として、表示野に存在する対象物の他の領域よりも強く反射する基準面(6)との間に存在する。1次ビーム送信器/エコー受信器(2)により受信され、基準面(6)により反射され、対象物(1)を通過した1次ビーム(3’)のエコー信号(4’)の平均または予想伝搬時間および/または振幅が基準信号として求められ、または設定される。1次ビーム送信器/エコー信号受信器(2)により受信され、基準面(6)により反射され、対象物(1)を通過した1次ビーム(3)の伝搬時間および/または振幅が求められる。基準面(6)により反射されたエコー信号(4)と基準信号との偏差が評価される。
請求項(抜粋):
空間的に固定された対象物を、有利にはヒトの身体部分の一部として画像形成するための方法であって、対象物に向けられた1次(音波)ビーム、例えば超音波のエコー信号を用い、 対象物の画像形成表示を、エコー信号受信器により受信されたエコー信号を用い、その伝搬時間および/または振幅に基づいて、それぞれ1次ビームの空間方向に配列された対象物軸線を基準に行う方法において、 対象物(1)を、1次ビーム送信器/エコー信号受信器(2)と、1次ビーム(3)の空間方向に対して垂直に配列された基準面(6)との間の配置し、 前記基準面は、1次ビームをエコー信号として、表示野に存在する他の対象物領域よりも強く反射し、 1次ビーム送信器/エコー信号受信器(2)により受信され、基準面(6)により反射され、対象物(1)を通過した1次ビーム(3’)のエコー信号(4’)の平均伝搬時間または予想伝搬時間および/または振幅を基準エコー信号として検出し、または設定し、 1次ビーム送信器/エコー信号受信器(2)により受信され、基準面(6)により反射され、対象物(1)を通過した1次ビーム(3)の伝搬時間および/または振幅を検出し、 基準面(6)により反射され、記録された当該エコー信号(4)の伝搬時間および/または振幅と、基準エコー信号(4’)の伝搬時間および/または振幅との差を評価し、 当該エコー信号(4)の伝播空間方向の領域における腫瘍確率に対する尺度を形成することを特徴とする方法。
IPC (3件):
A61B 8/08 ,  G01N 29/00 ,  G01S 15/89
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開昭60-190853
  • 特開昭62-194837
  • 特表平2-503870
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