特許
J-GLOBAL ID:200903040381816548

架橋性官能基を含有するポリオルガノシロキサンを基とする組成物及び抗付着性コーティングの製造のためのその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-086938
公開番号(公開出願番号):特開平6-041433
出願日: 1993年03月23日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 抗付着性コーティングを製造するのに有用な、カチオン架橋性官能基を含有するポリオルガノシロキサンを基とする組成物を提供すること。【構成】 本発明は、カチオン架橋性ポリオルガノシロキサンと、有効量の「Chemical & Engineering News 」第63巻、第5号、第26頁(1985年2月4日発行)に記載の周期分類の第15群〜第17群から選択される元素のオニウム硼酸塩とを基とする組成物に関し、この硼酸塩は、アニオン硼酸塩部分が式[BX<SB>a</SB> R<SB>b</SB> ]<SP>-</SP> を有することを特徴とする。
請求項(抜粋):
カチオン架橋性ポリオルガノシロキサンと、有効量の周期分類{「Chemical & Engineering News 」第63巻、第5号、第26頁(1985年2月4日発行)}の第15群〜第17群から選択される元素のオニウム硼酸塩とを基とする組成物であって、前記オニウム硼酸塩のカチオン部分が(1)次式I[(R<SP>1</SP> )<SB>n</SB> -A-(R<SP>2</SP> )<SB>m</SB> ]<SP>+</SP> (I)(式中、AはI、S、Se、P、N等のような第15群〜第17群から選択される元素を表わし、R<SP>1</SP> はC<SB>6</SB> 〜C<SB>20</SB>の複素環式又は炭素環式アリール基を表わし、該複素環式基は複素原子として窒素、硫黄等を含有することができ、R<SP>2</SP> はR<SP>1</SP> 又はC<SB>1</SB> 〜C<SB>30</SB>の直鎖状若しくは分枝鎖状アルケニル若しくはアルキル基を表わし、これらR<SP>1</SP> 及びR<SP>2</SP> 基はC<SB>1</SB> 〜C<SB>25</SB>アルコキシ、C<SB>1</SB> 〜C<SB>25</SB>アルキル、ニトロ、クロル、ブロム、シアノ、カルボキシル、メルカプト基等で置換されていてもよく、nは1〜v+1の範囲の整数であり、ここでvは元素Aの原子価であり、mは0〜v-1の範囲の整数であり、ここでnとmとの合計n+mはv+1である)のオニウム塩及び(2)国際公開第WO-90/11303号に記載のオキソイソチオクロマニウム塩、特に2-エチル-4-オキソイソチオクロマニウム又は2-ドデシル-4-オキソイソチオクロマニウムスルホニウム塩から選択されること;並びにアニオン性硼酸塩部分が次式:[BX<SB>a</SB> R<SB>b</SB> ]<SP>-</SP>{式中、a及びbは0〜4の範囲の整数であり、ここでaとbとの合計a+bは4であり、記号Xは、・aが0〜3である場合にはハロゲン原子(塩素又は弗素)を表わし、また、・aが0〜2である場合にはOH官能基を表わすこともでき、記号Rは同一であっても異なっていてもよく、・CF<SB>3</SB> 、NO<SB>2</SB> 、CN等のような少なくとも1個の電子吸引基で置換されたフェニル基若しくは少なくとも2個のハロゲン原子(特に弗素)で置換されたフェニル基又は・少なくとも1個の電子吸引基若しくは元素、特にハロゲン原子(より特定的には弗素)、CF<SB>3</SB> 、NO<SB>2</SB> 、CN等で置換されていてもよいビフェニル、ナフチル等のような少なくとも2個の芳香環を含有するアリール基を表わす}を有することを特徴とする、前記組成物。
IPC (3件):
C08L 83/04 LRV ,  C08J 3/28 CFH ,  C08K 5/55
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-128975
  • 特開昭64-000186

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