特許
J-GLOBAL ID:200903040385788212

エタンの酢酸への流動層酸化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-302294
公開番号(公開出願番号):特開平5-246934
出願日: 1992年11月12日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【構成】 (1)反応帯域からの気体流出物を冷却する段階、(2)酢酸の大部分を液体形態で流出ガスから分離し、前記流出物中に含まれる酸化炭素のほとんどすべてを含む気体流を残す段階、(3)前記気体流の小部分をパージし、気体流の大部分をフィードの部分として前記反応帯域へ再循環する段階を含み、エタン及び再循環ガスを、流動粒状固体酸化触媒を含む流動層反応帯域に供給し、分子酸素含有ガスを前記エタンとは別に、分子酸素含有ガスが初めに流動層内の可燃性炭化水素フィードガスの主部と混合するように前記反応帯域に供給してエタンを酢酸に酸化する方法。【効果】 この方法はエタンの接触酸化による酢酸製造の改良された経済的方法である。
請求項(抜粋):
エタン及び再循環ガスを、流動粒状固体酸化触媒を含む流動層反応帯域に供給すること、分子酸素含有ガスを前記エタンとは別に、前記分子酸素含有ガスが初めに流動層内の可燃性炭化水素フィードガスの主部と混合するように前記反応帯域に供給することを含むエタンを酢酸に酸化する方法であって、(1)反応帯域からの気体流出物を冷却する段階、(2)酢酸の大部分を液体形態で流出ガスから分離し、前記流出物中に含まれる酸化炭素のほとんどすべてを含む気体流を残す段階、(3)前記気体流の小部分をパージし、前記気体流の大部分をフィードの部分として前記反応帯域へ再循環する段階を含み、前記パージが反応帯域中の酸化炭素の蓄積の防止に役立ち、前記再循環が前記反応帯域ガス中の酸化炭素の高比率の維持に役立ち従って前記反応帯域中の高発熱酸化反応の温度上昇効果を抑えるのを助ける方法。
IPC (4件):
C07C 53/08 ,  B01J 23/36 ,  C07C 51/215 ,  C07B 61/00 300

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