特許
J-GLOBAL ID:200903040386279710
自動車用空気調和装置のケーシングの連結方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-277911
公開番号(公開出願番号):特開平10-119537
出願日: 1996年10月21日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 ケーシングピース相互を均一で良好な気密状態および水密状態で連結でき、低コスト化を図り得る「自動車用空気調和装置のケーシングの連結方法」を提供する。【解決手段】 下方側接合部23Bに形成された凹状溝28に発泡材29を注入し、上方側接合部23Aに形成された凸状ビード26を下方側接合部23Bに嵌合させ、両ケーシングピースC1,C2を板ばね24などの固定手段を介して相互に固定する。注入された発泡材29は、両ケーシングピースC1,C2を相互に固定した後、凸状ビード26と凹状溝28との間に形成される空間部S内で発泡して前記空間部Sにおける隙間をなくす。発泡材29は、ゴム系発泡材が好ましい。
請求項(抜粋):
一の樹脂製ケーシングピース(C1)の接合部(23A)と、他の樹脂製ケーシングピース(C2)の接合部(23B)とを気密状態および水密状態に連結する自動車用空気調和装置のケーシングの連結方法において、一方の前記接合部(23A)に形成されたビード部(26)と他方の前記接合部(23B)に形成された凹状溝(28)との間に形成される空間部(S)に発泡材(29)を注入し、前記接合部(23A,23B)を相互に嵌合させ、前記両方のケーシングピース(C1,C2)を固定手段(24)を介して相互に固定し、前記空間部(S)内で前記発泡材(29)を発泡させて前記空間部(S)における隙間をなくすようにしたことを特徴とする自動車用空気調和装置のケーシングの連結方法。
前のページに戻る