特許
J-GLOBAL ID:200903040391949473

ガラス光学部品の低温製造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-548403
公開番号(公開出願番号):特表2006-504609
出願日: 2003年10月20日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
1つの態様において、レンズ、マイクロレンズ、マイクロレンズアレイ、及び回折格子などのガラス複合光学部品、または、光学用途または電気光学用途に適した微細または超微細マイクロ構造を有する表面レリーフディフューザーからモールディングする方法が提供される。別の態様において、非反応性被覆を備えた、または備えない、特にチタン合金またはニッケル合金、または難溶性複合体である金属アレイ上に作られる光学部品の外部形状を画定するモールドマスタまたはパターンが用意される。酸化ガラスから光学部品をモールディングすることには多くの不利な点があるということが示されており、非酸化ガラスがこれらの不利な点を実質的に排除するということが本発明によって見出された。カルコゲナイドガラス、カルコハライドガラス、及びハライドガラスなどの非酸化ガラスは、塊、平面、またはパウダー形状のいずれかでモールドにおいて用いられてもよい。モールドでは、ガラスが、その遷移温度(Tg)より上約10-110°C、望ましくは約50°C、まで加熱される。遷移温度においてガラスは、ガラスを流してモールドのパターンに正確に一致させることを可能にする粘度を有する。
請求項(抜粋):
精密光学素子を製造する方法であって、 a)約550°Cまでのガラス遷移温度(Tg)を有する非酸化ガラスを与えるステップと、 b)活性表面が、(A)非反応性材料層で被覆されるか、または(B)少なくとも動作温度より高い結晶温度を有する材料から製造されるか、または(C)少なくとも作用温度より高い結晶温度を有する材料から製造され且つ前記非反応性材料で被覆されるか、のいずれか任意である保護被膜を用いてまたは用いずに成され得る光学仕上げを施した、重量百分率について、約98-80%のTi、1-10%のAl及び1-10%のVを含む組成を有するチタン合金でできている前記活性表面を有するモールドを用意するステップと、 c)前記モールドに前記ガラスを配置するステップと、 d)前記モールド及びガラスをTgより上約10°Cから約110°Cの作用温度に加熱するステップと、 e)前記ガラスの粘度が約106-1012ポイズに達すると前記モールドをプレスするステップと、 を含む方法。
IPC (4件):
C03B 11/00 ,  G02B 1/00 ,  G02B 3/00 ,  G02B 5/18
FI (5件):
C03B11/00 M ,  C03B11/00 A ,  G02B1/00 ,  G02B3/00 A ,  G02B5/18
Fターム (6件):
2H049AA04 ,  2H049AA18 ,  2H049AA39 ,  2H049AA45 ,  2H049AA55 ,  2H049AA63
引用特許:
審査官引用 (8件)
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