特許
J-GLOBAL ID:200903040400268646
ポリエステル太細糸の製造法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-239348
公開番号(公開出願番号):特開平6-093514
出願日: 1992年09月08日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 太細部の分散性及び染色した時のコントラストに優れたポリエステル太細糸を安定に製造することのできる方法を提供。【構成】 吐出断面積が異なる複数の吐出孔をスリットにより連結した紡糸口金を通して流速差を有するポリエステル流を吐出し、吐出断面積が大なる孔から吐出した低速重合体流に、吐出断面積が小なる孔から吐出した高速重合体流を衝突・バウンドさせつつ接合して太細糸を製造するに際し、前記ポリエステルとしてエステル形成性官能基を有するベンゼンスルホン酸ホスホニウム塩誘導体が1.0〜3.0モル%共重合されたポリエステルを用いる。
請求項(抜粋):
吐出断面積が異なる複数の吐出孔をスリットにより連結した紡糸口金を通して流速差を有するポリエステル流を吐出し、スリットによる連結された吐出孔の吐出断面積が大なる吐出孔から吐出した低速重合体流に、吐出断面積が小なる吐出孔から吐出した高速重合体流を衝突、バウンドさせつつ接合させ、次いで冷却固化せしめて引取るポリエステル太細糸の製造法において、前記ポリエステルとして下記一般式で表わされるスルホン酸ホスホニウム塩化合物が全酸成分に対して1.0〜3.0モル%共重合されたポリエステルを用いることを特徴とするポリエステル太細糸の製造法。【化1】[式中、X1 はエステル形成性官能基、X2 はX1 と同一又は異なるエステル形成性官能基又は水素原子、R1 、R2 、R3 及びR4 はアルキル基及びアリール基より選ばれた同一又は異なる基、nは正の整数を示す。]
IPC (5件):
D01F 6/62 303
, D01D 5/08
, D01D 5/20
, D01F 1/10
, D01F 6/84 305
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