特許
J-GLOBAL ID:200903040405995350
スプライン嵌合ソケット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-335710
公開番号(公開出願番号):特開平7-190078
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 軸方向の推力を与えるだけで相手側の軸スプラインに嵌合できるようにする。【構成】 楕円形の支持孔49を有する下ホルダ44と上ホルダ43とにより、ソケット本体42を支持孔49の長径方向にスライド可能に支持させる。ソケット本体42の内周の三つのスプライン歯を完全スプライン歯54として残し、それ以外のスプライン歯55を部分的に切除して偏心内筒面56を形成する。完全スプライン歯54の先端にチャンファー部57を形成し、偏心内筒面56の奥部にはテーパ面58を形成する。
請求項(抜粋):
軸スプラインに対してスプライン嵌合される穴スプライン形状のソケットにして、軸スプラインとの間に相対回転自由度と径方向の相対変位自由度とを予め持たせた上で軸方向の嵌合推力を与えることにより軸スプラインに対してスプライン嵌合可能なスプライン嵌合ソケットであって、内周面にスプライン歯が形成されたソケット本体と、このスプライン歯のうち一部の歯を完全スプライン歯として残し、それ以外のソケット本体の半周以上のスプライン歯を該ソケット本体の開口端面側から所定長さにわたって切除することにより形成され、前記完全スプライン歯の歯先円と一部が一致する偏心円形状の偏心内筒面と、前記各完全スプライン歯についてソケット本体の開口端面側の両歯面および歯先面に面取りを施すことにより形成されたチャンファー部と、前記完全スプライン歯以外のスプライン歯と偏心内筒面との間の段差部に形成されたテーパ面、とを備えたことを特徴とするスプライン嵌合ソケット。
前のページに戻る