特許
J-GLOBAL ID:200903040412967418

変流器での使用に適した磁心、磁心の製造方法及び変流器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-583053
公開番号(公開出願番号):特表2002-530854
出願日: 1999年11月15日
公開日(公表日): 2002年09月17日
要約:
【要約】本発明の磁心(M)は、強磁性の合金で、この合金の体積の少なくとも50%が100nm或いはそれ以下の平均粒子サイズをもつ微細な結晶粒子によって占められている合金(超微結晶合金)の鋼帯(B)を巻回したものからなる。その透磁率は、12,000〜300,000である。この磁心の飽和磁気歪みは1ppmより小さく、実質的に機械応力がない。この磁心(M)は、その磁化がそれに沿って特に容易に方向付けされ、かつ鋼帯の中心線が通る面に対して垂直である異方性軸(A)を備えている。この合金の組成は、本質的に、式FeaCobCucSidBeMfを満たす(ただし、Mは元素V、Nb、Ta,Ti、Mo、W、Zr及びHfの少なくとも1つであり、a〜fは原子%で表して以下の条件を満たす。0.5≦c≦2、6.5≦d≦18、5≦e≦14、1≦f≦6であってd+e>18及び0≦b≦15であり、a+b+c+d+e+f=100である。
請求項(抜粋):
体積の少なくとも50%が100nm或いはそれ以下の平均粒子サイズをもつ微細な結晶粒子によって占められている強磁性合金(超微結晶合金)の鋼帯(B)を巻回してなり、12,000〜300,000の透磁率を持ち、1ppmより小さい飽和磁気歪みを持ち、実質的に機械応力がなく、磁心(M)の磁化がそれに沿って特に容易に方向付けされ、かつ鋼帯(B)の中心線が通る面に対して垂直である異方性軸(A)を持ち、前記合金が本質的に以下の式で表される組成を備えていることを特徴とする変流器での使用に適した磁心。 FeaCobCucSidBeMf ただし、Mは元素V、Nb、Ta、Ti、Mo、W、Zr及びHfの少なくとも1つであり、a〜fは原子%で表して以下の条件を満たす。 0.5≦c≦2、6.5≦d≦18、5≦e≦14、1≦f≦6であってd+e>18及び0≦b≦15であり、a+b+c+d+e+f=100。
IPC (4件):
H01F 38/28 ,  C22C 38/00 303 ,  H01F 1/153 ,  H01F 27/24
FI (4件):
C22C 38/00 303 V ,  H01F 40/06 ,  H01F 1/14 C ,  H01F 27/24 C
Fターム (5件):
5E041BD03 ,  5E041CA01 ,  5E041CA02 ,  5E081AA05 ,  5E081AA12
引用特許:
審査官引用 (6件)
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