特許
J-GLOBAL ID:200903040429622813

動圧軸受における動圧溝の電解加工方法及び電解加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355724
公開番号(公開出願番号):特開平10-180545
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 複雑・微細な形状の動圧溝であっても、低コスト化及び生産性の向上を図りつつ、溝位置に応じて任意の溝深さに高精度に電解加工する。【解決手段】 電解加工による被加工物142における溝深さ方向の加工速度が、電極露出部143aと被加工物142との加工間隙150に反比例するという特性に基づいて、加工間隙150を、加工される動圧溝142aの溝深さに対応させて溝深さを深くする部位に対しては狭くし、溝深さを浅くする部位に対しては広くして、電解加工を行い、加工間隙150の狭い部位の溝深さが深く、加工間隙150の広い部位の溝深さが浅くなるようにして、溝位置に応じて任意の溝深さの電解加工を行い得るように構成したもの。
請求項(抜粋):
軸受流体に軸支用の動圧を発生させる動圧溝を動圧軸受の動圧面に対して電解加工で所定の溝形状に加工する動圧軸受における動圧溝の電解加工方法において、上記動圧溝が電解加工される被加工物と、当該被加工物に加工される動圧溝に対応した溝形状の電極露出部を有する電極工具と、を互いに近接し、且つ所定の間隙をもって相対的に不動状態に固定して対向配置すると共に、上記電極露出部と上記被加工物との加工間隙を、加工される動圧溝の溝深さに対応させて溝深さが深く形成される部分を狭くし、これら被加工物及び電極工具を電解加工用電源の正極及び負極にそれぞれ接続し、電極工具と被加工物との間に所定の電解液を流動させながら通電することによって上記被加工物を上記溝形状に対応して溶出させ動圧溝を電解加工するようにした動圧軸受における動圧溝の電解加工方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭51-064141
  • 特開昭60-211118
  • 特開平2-145800

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