特許
J-GLOBAL ID:200903040436470328

マルチキャスト転送経路設定方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井出 直孝 ,  下平 俊直
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-397331
公開番号(公開出願番号):特開2005-159846
出願日: 2003年11月27日
公開日(公表日): 2005年06月16日
要約:
【課題】 主転送経路の故障発生時に予備転送経路への切替時間を短縮する。【解決手段】 主転送経路上の各リンクに予備転送経路を準備することにより、途中ノードで切替することを可能とする。予備転送経路を設定するときには、主転送経路に対する経路上のリンク毎の予備転送経路計算時に、このリンクを除くことにより、主転送経路を、主転送経路の始点を含む部分経路木T1と始点を含まないそれ以外の部分経路木T2の2つに分け、T1に含まれる全ノードを結ぶ仮始点を作成し、T2の中で主転送経路を通る全ノードへの最短経路を求め、求まった最短経路のうちT2の中で主転送経路が使うリンクを横切らず、その経路を予備転送経路としたときに経路切替えに伴いそれまでの主転送経路による通信を当該予備転送経路を介して受信できなくなるノードが最小となり、その中でツリーコスト最小となる経路を予備転送経路とする。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
マルチキャスト転送装置がそれぞれ設けられた複数のノードにより構成されたマルチキャストネットワークに適用され、 与えられた始点と複数の終点とをそれぞれ結ぶマルチキャスト主転送経路(以下、主転送経路という)をマルチキャスト転送経路計算装置により計算するステップと、 この計算された主転送経路をマルチキャスト経路設定装置により設定するステップと、 前記計算した主転送経路上の全リンクに対してそれぞれマルチキャスト予備転送経路(以下、予備転送経路という)を前記マルチキャスト転送経路計算装置により計算するステップと、 この計算された全予備転送経路をマルチキャスト転送経路設定装置により設定するステップと を実行するマルチキャスト転送経路設定方法であって、 前記マルチキャスト転送経路計算装置は、 前記計算した主転送経路に対する経路上のリンク毎の予備転送経路計算時に、このリンクを除くことにより、前記主転送経路を、主転送経路の始点を含む部分経路木と始点を含まないそれ以外の部分経路木の2つに分けるステップと、 前記始点を含む部分経路木に含まれる全ノードを結ぶ仮始点を作成し、前記始点を含まないそれ以外の部分経路木の中で主転送経路を通る全ノードへの最短経路を求めるステップと、 求まった前記全ノードへの最短経路のうち前記始点を含まないそれ以外の部分経路木の中で主転送経路が使うリンクを横切らず、その経路を予備転送経路としたときに主転送経路から当該予備転送経路への経路切替えに伴いそれまでの主転送経路による通信を当該予備転送経路を介して受信できなくなるノードが最小となり、その中でツリーコスト最小となる経路を予備転送経路とするステップと を実行することを特徴とするマルチキャスト転送経路設定方法。
IPC (1件):
H04L12/56
FI (2件):
H04L12/56 100A ,  H04L12/56 260A
Fターム (6件):
5K030GA01 ,  5K030HA08 ,  5K030HD03 ,  5K030LB05 ,  5K030LD06 ,  5K030MD02
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 双方向ネットワークにおける遅延制御マルチキャスト経路計算法の検討

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