特許
J-GLOBAL ID:200903040439023721

動力伝達部品用鋼材の軟化熱処理法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-197020
公開番号(公開出願番号):特開平6-041630
出願日: 1992年07月23日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 自動車、建設機械、産業機械等に使用される歯車等の動力伝達部品として使用される鋼材を温間または熱間加工→焼ならし→切削加工→浸炭または浸炭窒化焼入れによって製造するに際し、浸炭焼入れ後の強度や靭性に悪影響を及ぼすことなく、切削加工時の被削性を高めることのできる軟化熱処理法を提供すること。【構成】 C:0.1 〜0.4 %、Si:0.15%以下、Mn:0.3 〜2 %、Cr:0.2 〜2 %の要件を満たし、更にMo:0.3 〜1 %及び/又はNi:0.4 〜4.5 %を含む鋼材を使用し、熱間加工後で切削加工前に実施される焼ならし工程で840〜950 °Cに加熱保持した後降温し、650 〜750 °Cで20〜150 分間保持してから冷却することにより、組織をフェライト・パーライト主体の組織とする。
請求項(抜粋):
重量%でC:0.1 〜0.4 %,Si:0.15%以下,Mn:0.3〜2 %,Cr:0.2 〜2 %の要件を満たし、更にMo:0.3 〜1 %および/もしくはNi:0.4 〜4.5 %を含む鋼材を使用し、温間または熱間加工、焼ならし、切削加工、浸炭または浸炭窒化焼入れを行なって動力伝達部品を製造するに際し、前記焼ならし処理工程で840 〜950 °Cに加熱保持した後降温し、650 〜750 °Cに到達した時点で20〜150 分間保持してから冷却することにより、組織をフェライト・パーライト主体の組織とすることを特徴とする動力伝達部品用鋼材の軟化熱処理法。
IPC (4件):
C21D 6/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/22 ,  C22C 38/44

前のページに戻る