特許
J-GLOBAL ID:200903040439624431

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-320329
公開番号(公開出願番号):特開平7-239540
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】高感度で、圧力耐性に優れ、かつ長期の保存によるカブリの上昇の少ないカラー感材を提供する。【構成】トリアジン系化合物、例えば下記のA-4またはA-50を含有し、かつ、少なくとも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層に含有されるハロゲン化銀粒子の全投影面積の少なくとも50%以上が、アスペクト比2以上の平板粒子で占められており、該平板粒子は、1粒子あたりの転位線の平均本数が10本以上であるハロゲン化銀カラー写真感光材料。【化1】
請求項(抜粋):
支持体上に、それぞれ少なくとも1層の青感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層、赤感性ハロゲン化銀乳剤層を設けたハロゲン化銀カラー写真感光材料において、下記一般式(A-I)〜(A-V)で表される化合物の少なくとも1種を含有し、かつ、少なくとも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層に含有されるハロゲン化銀粒子の全投影面積の少なくとも60%以上が、アスペクト比2以上の平板粒子で占められており、該平板粒子は、1粒子あたりの転位線の本数が、10本以上であることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。【化1】一般式(A-I)において、Ra1はアルキル基、アルケニル基、アリール基、アシル基、アルキル又はアリールスルホニル基、アルキル又はアリールスルフィニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、アルコキシカルボニル基またはアリールオキシカルボニル基を表わし、Ra2は水素原子またはRa1で示した基を表わす。ただし、Ra1がアルキル基、アルケニル基またはアリール基の時、Ra2はアシル基、アルキル又はアリールスルホニル基、アルキル又はアリールスルフィニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、アルコキシカルボニル基またはアリールオキシカルボニル基である。Ra1とRa2が互いに結合して、5〜7員環を形成しても良い。一般式(A-II)において、Xはヘテロ環基を表わし、Rb1はアルキル基、アルケニル基またはアリール基を表わす。XとRb1が互いに結合して、5〜7員環を形成しても良い。一般式(A-III)において、Yは-N=C-とともに5員環を形成するのに必要な非金属原子群を表わす。Yはさらに-N=C-基とともに6員環を形成するのに必要な非金属原子群を表わし、かつ-N=C-基の炭素原子と結合するYの末端が-N(RC1)-、-C(Rc2) (RC3)-、-C(RC4)=、-O-、-S-の中から選択された基(各基の左側で-N=C-の炭素原子と結合する)を表わす。Rc1〜Rc4は水素原子または置換基を表わす。一般式(A-IV)において、Rd1およびRd2が同一でも異なってもよく、それぞれアルキル基またはアリール基を表わす。ただし、Rd1とRd2が同時に無置換アルキル基であって、かつRd1とRd2が同一の基である時、Rd1とRd2は炭素数8以上のアルキル基である。一般式(A-V)において、Re1およびRe2は同一でも異なってもよく、それぞれ、ヒドロキシルアミノ基、ヒドロキシル基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルキル基またはアリール基を表わす。ただし、Re1とRe2は同時に-NHRe3(Re3はアルキル基またはアリール基)であることはない。Ra1とRa2、XとRb1が互いに結合して、5〜7員環を形成しても良い。
IPC (6件):
G03C 7/392 ,  G03C 1/00 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/76 502 ,  G03C 7/00 510 ,  G03C 7/26
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-125549
  • 特開平4-125549
  • 特開昭59-097134
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