特許
J-GLOBAL ID:200903040441233016

カラー画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-073748
公開番号(公開出願番号):特開平7-261459
出願日: 1994年03月22日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 高光沢で、光沢変化が少なく、色再現性に優れ、擬似輪郭およびオフセットの発生しないカラー画像を得ることができる画像形成方法を提供する。【構成】電子写真法によるカラー画像形成方法において、現像工程が、3種の有彩色と黒色との4色のフルカラー画像形成用現像装置によって3種の有彩色トナーと黒色トナーとを用いてフルカラー画像を形成するものであり、3種の有彩色トナーにおける樹脂成分が、ビスフェノールA-アルキレンオキシド付加物と、テレフタル酸またはフマル酸より構成された線状ポリエステル(A)と、ビスフェノールA-アルキレンオキシド付加物と、テレフタル酸および脂肪族基置換コハク酸誘導体および3もしくは4塩基性の酸またはアルコール単量体より構成されたものであるテトラヒドロフラン不溶分を含有していない非線状ポリエステル樹脂(B)との混合物であり、着色剤が線状ポリエステル(A)でメルトフラッシング処理された有機顔料である。
請求項(抜粋):
少なくとも、一様に帯電された感光体上に露光して静電潛像を形成する潜像形成工程、該静電潛像をトナーを用いて現像する現像工程、形成されたトナー像を記録材に転写し、トナー現像保持体より分離する転写分離工程、および転写されたトナー像を記録材上に定着する定着工程よりなるカラー画像形成方法において、前記現像工程が、3種の有彩色と黒色との4色のフルカラー画像形成用現像装置によって3種の有彩色トナーと黒色トナーとを用いてフルカラー画像を形成するものであり、画像を形成する上記3種の有彩色トナーが、少なくとも樹脂成分と着色剤からなり、該樹脂成分が線状ポリエステル(A)と実質的にテトラヒドロフラン不溶分を含有していない非線状ポリエステル樹脂(B)を重量比で90/10ないし10/90の割合で混合されたものであり、着色剤が線状ポリエステル(A)でメルトフラッシング処理された有機顔料であり、かつ、該線状ポリエステル(A)が、重量平均分子量40,000以下であって、2価アルコール単量体としてビスフェノールA-アルキレンオキシド付加物と、2塩基性カルボン酸単量体としてテレフタル酸またはフマル酸を必須成分として構成されたものであり、該非線状ポリエステル(B)が、重量平均分子量(Mw)100,000以下、数平均分子量(Mn)3,000以上、Mw/Mnが5以上であり、2価アルコール単量体としてビスフェノールA-アルキレンオキシド付加物と、2塩基性カルボン酸単量体としてテレフタル酸および脂肪族基置換コハク酸誘導体と、3塩基性もしくは4塩基性カルボン酸または3価もしくは4価のアルコール単量体とを必須成分として構成されたものであることを特徴とするカラー画像形成方法。
IPC (4件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/09 ,  G03G 15/01 ,  G03G 15/08 507
FI (2件):
G03G 9/08 331 ,  G03G 9/08 361

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