特許
J-GLOBAL ID:200903040445500477

金属薄板の剪断加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-344519
公開番号(公開出願番号):特開平6-190467
出願日: 1992年12月24日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、金属薄板の打抜き、穴抜き等の剪断加工方法に関し、特別な装置や金型を用いる必要なく、ばり発生を抑制して厚さ0.1mm程度以下の金属薄板を打抜きあるいは穴抜き等の剪断加工することを目的とする。【構成】 厚さ0.1mm程度以下の金属薄板4を一対の金型1,2で製品4Pと廃材4Qとに剪断分離する金属薄板の剪断加工方法において、廃材4Qとなる金属薄板部分を押圧する第1の金型2の切刃2Aには金属薄板の厚さの5〜10倍程度の面取りまたは丸みを設ける一方、製品4Pとなる金属薄板部分を押圧する第2の金型1の切刃1Aには実質的に面取りまたは丸みを設けず、金属薄板4の2倍程度以上の厚さを有し柔軟で伸びが少なく且つ金属薄板の剪断を実質的に妨げない程度に十分弱い紙等の当て材5を、金属薄板4と重ね合わせて積層体とし、第1の金型2の押圧面に当て材5が面し、第2の金型1の押圧面に金属薄板4が面する向きに積層体を配し、金属薄板4と当て材5とを同時に剪断するように構成する。
請求項(抜粋):
厚さ0.1mm程度以下の金属薄板を一対の金型で製品と廃材とに剪断分離する金属薄板の剪断加工方法において、上記廃材となる金属薄板部分を押圧する第1の金型の切刃には該金属薄板の厚さの5〜10倍程度の面取りまたは丸みを設ける一方、上記製品となる金属薄板部分を押圧する第2の金型の切刃は実質的に面取りまたは丸みの無い鋭い切刃とし、上記金属薄板の2倍程度以上の厚さを有し柔軟で伸びが少なく且つ該金属薄板の剪断を実質的に妨げない程度に十分弱いシート状当て材を、該金属薄板と重ね合わせて積層し、上記第1の金型の押圧面に上記当て材が面し、上記第2の金型の押圧面に該金属薄板が面する向きに、上記積層された金属薄板およびシート状当て材を配し、該金属薄板と該当て材とを同時に剪断することを特徴とする金属薄板の剪断加工方法。
IPC (3件):
B21D 28/02 ,  B21D 28/24 ,  B21D 33/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭61-178198
  • 特開昭61-178198
  • 特開平1-293922
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