特許
J-GLOBAL ID:200903040449570356

電気外科用ピンセット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明石 昌毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-273936
公開番号(公開出願番号):特開2000-102545
出願日: 1998年09月28日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 組織の非常に効率的な止血を行う電気外科用ピンセットを提供する。【解決手段】 脚部112、114の先端領域116、118に互いに対向する組織把持面120、122を有する外科用ピンセット110。脚部が互いに閉じられた状態にあるときに組織把持面を最適の距離T互いに隔置すべく、組織把持面の少なくとも一方には電気絶縁スペーサ領域が設けられる。電気絶縁材料にて形成されたストリップ124、126の形態をなすスペーサ領域が使用され、実質的に組織132が把持面に粘着することなく効果的な止血を効率的に行なう改良された電流経路134が把持面の間に形成される。スペーサ組立体の形態によりピンセットのクリーニングのし易さが向上する。各脚部には凝固ペインティングに使用される場合にピンセットの性能を改善する効果的な側面電流供給領域を有する側面及びノーズ面が先端領域に形成される。
請求項(抜粋):
電気外科用発電機の二極出力端子に接続可能であり組織を把持して止血を行う外科用ピンセットにして、第一の極性の前記出力端子に接続可能であり、所定の形状の第一の周縁を有する内向きの導電性の組織把持面を有する第一の先端領域まで長手方向に延在する第一の脚部と、第二の極性の前記出力端子に接続可能であり、所定の形状の周縁を有する内向きの導電性の組織把持面を有する第二の先端領域まで長手方向に延在する第二の脚部であって、前記第一及び第二の先端領域は互いに対向し互いに整合して配置され前記組織を把持し得るよう開位置より閉位置へ向けて相対的に移動可能である第二の脚部と、実質的に前記閉位置にあるときには前記組織把持面を距離T互いに隔置し、アークの発生を回避しつつ把持された組織の効果的な凝固を達成する長さを越えない長さの電流経路を前記把持された組織を経て前記組織把持面の間に形成するよう、前記組織把持面の少なくとも一方に設けられた少なくとも二つの互いに隔置された電気絶縁スペーサ領域と、を含んでいることを特徴とする外科用ピンセット。
Fターム (4件):
4C060KK04 ,  4C060KK10 ,  4C060KK15 ,  4C060KK25

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