特許
J-GLOBAL ID:200903040450359464
パワーショベルの掘削位置計測方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-287112
公開番号(公開出願番号):特開平7-138996
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 パワーショベルの前後方向の傾斜角及び上部旋回体の回転角の如何を問わず、正確な掘削位置の計測ができるようにする。【構成】 パワーショベル1の上部旋回体3にはブーム4、アーム5及びバケット6が設けられており、該パワーショベル1は傾斜角θO の斜面上に設置されている。そして、前記バケットの先端部位P40の座標位置x2 ,y2 を計測する場合、先ず、計測の原点を上部旋回体3の回転軸の中心線上のPOOに置く。而して、線分L0 、L1 、L2 及びL3 の夫々の定数と、角度θO 、θ1 、θ2 及びθ3 の夫々の変数とを用いて三角関数等の計算式により前記P40のx2 ,y2 を算出する。依って、測定点の原点をブームフートP10に設けていた従来の場合と異なり、上部旋回体3の回転に伴う計測誤差が解消される。
請求項(抜粋):
上部旋回体にブーム、アーム及びバケットを設けたパワーショベルにおいて、上部旋回体回転時におけるブームフートの回転中心点POOを計測上の原点とし、該原点POOとブームフートとを結ぶ線分L0 、ブームフートとブームトップとを結ぶ線分L1 、ブームトップとアームトップとを結ぶ線分L2及びアームトップとバケット先端部位とを結ぶ線分L3 と、上部旋回体の回転軸の中心線と前記線分L1 の延長線とのなすブーム角θ1 、前記線分L1 の延長線とL2 とのなすアーム角θ2 及び前記線分L2 の延長線とL3 とのなすバケット角θ3 と、該パワーショベルの設置斜面の傾斜角度θO とを用い、三角関数等の計算によりバケットの先端部位の座標位置を算出することを特徴とするパワーショベルの掘削位置計測方法。
IPC (2件):
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