特許
J-GLOBAL ID:200903040451506894

弾性表面波装置およびそれを使用した情報処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-153830
公開番号(公開出願番号):特開平7-015272
出願日: 1993年06月24日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、弾性表面波装置の周波数振幅特性、群遅延特性を劣化させる要因である、弾性表面波の励振源の応力分布の不均一を、ほぼ均一にすることによって、上記特性を改善する手段を提供することである。【構成】弾性表面波装置を構成するすだれ状電極が有する電極指の一対から決定される交差電極指の間隔を電極指交差端部に向かうに従って広くするように構成した。【効果】交差電極指の間隔を電極指交差端部に向かうに従って広くすることにより、電極指交差部内で、ほぼ均一の電界強度分布を生成することができる。そのため、この電界によって発生する応力分布が、電極指交差部内において、ほぼ均一になり、設計者の要求する周波数振幅特性、群遅延特性等を有する弾性表面波装置を実現できる。
請求項(抜粋):
基板と、該基板上に設けた少なくとも1個のすだれ状電極を具備し、該すだれ状電極を構成する電気的極性の異なる2つの共通電極(「バスバー」と称する)および各バスバーから伸びる1対の電極指を含む領域のうちで、前記1対の電極指が電極指の伸びる方向で交差する領域である電極指交差部にて生成される電界に応じて弾性表面波を励振する弾性表面波装置において、前記電極指交差部における前記1対の電極指の配置間隔が、電極指の伸びる方向にそって広がっている箇所を有することを特徴とする弾性表面波装置。
IPC (2件):
H03H 9/145 ,  H03H 9/42

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