特許
J-GLOBAL ID:200903040456699208

純チタンの耐食性改善方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-209099
公開番号(公開出願番号):特開平5-051777
出願日: 1991年08月21日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、純チタン表面に残存し、発錆あるいは孔食の起点となる鉄系異物のみを選択的に溶解させる製造法を開示することにより、構造物、装飾品として長期間にわたって優れた耐食性を示す純チタン製品を提供することを目的とする。【構成】 (1)純チタン表面を弗酸濃度を5g/l以上20g/l以下及び硝酸を300g/l以上に調整した40°C以上の水溶液に浸漬し、3分以上酸洗することを特徴とする純チタンの耐食性改善方法、(2)純チタンに弗酸濃度を5g/l以上20g/l以下及び硝酸濃度を500g/l以上に調整した40°C以上の水溶液をスプレーし、3分以上酸洗することを特徴とする純チタンの耐食性改善方法。【効果】 本発明法に従い、純チタン表面を酸洗した場合には、チタン自身の溶解は、ほとんどなく、鉄系異物のみが短時間で溶解し、優れた耐食性を有する純チタンを得ることができる。
請求項(抜粋):
純チタンを、弗酸濃度の5〜20g/lと硝酸濃度の300g/l以上を調合した40°C以上の水溶液中に浸漬しあるいは該水溶液をスプレーして、3分以上酸洗した後水洗することを特徴とする純チタンの耐食性改善方法。
IPC (3件):
C23F 15/00 ,  C22C 14/00 ,  C23G 1/10

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