特許
J-GLOBAL ID:200903040458451637

浮沈式養殖生簀

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤沢 貞子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-036015
公開番号(公開出願番号):特開平7-000076
出願日: 1993年01月13日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【目的】本発明は、養殖生簀を養殖魚の必要とする深さの外洋の海中に設置し、台風、赤潮等の被害を減少し、肉質の締まった病気に罹り難い養殖魚を育成し、必要時に生簀を海面に浮上させる、浮沈式養殖生簀。【構成】養殖生簀本体はチタン線の亀甲網の密閉型で、作業用窓を設け、生簀本体上部には、上端にフロートを取付けた上下伸縮自在の給餌用パイプを設け、生簀本体の上部外周の二本のフロートの内側フロートの浮力は、生簀容量、生簀上下の適正張力、海流の速さ、沈下フロートの浮力により設定し、外側フロートは伸縮性ある材質で、エアーホースを連設して先端には常に海面に浮ぶフロート付空気弁を取付け、外側フロートの吸、排気を行い、又生簀本体の底部に複数のワイヤーを取付け、該ワイヤーには位置決めストッパーを設け、予め海底に設置した位置固定用アンカーの通金具を通過させた先端に沈下フロートを固着した。
請求項(抜粋):
養殖漁業用生簀において、生簀本体をチタン製の亀甲網の密閉型とし、生簀本体の側面には、開閉自在の作業窓を設け、生簀本体表面には上下伸縮自在の給餌用パイプを取付け、前記給餌用パイプの上端外周には給餌口フロートを設け、生簀本体上部外枠に二本のフロートを固定し、内側フロートは、予め計算された浮力に固定し、外側フロートは、エヤーホースを介して、常時海上に浮上するフロート付空気弁と接続して吸気排気自在とし、更に、生簀本体底部外枠には、複数箇所にワイヤーを取付け、前記ワイヤーは、予め海底に設置した生簀の位置固定用アンカーの、ワイヤー通し金具をそれぞれに通過し、その先端には沈下用フロートを取付け、前記ワイヤーには、更に、生簀本体の海中に於ける深さを定める位置に、深さの位置決めストッパーを取付ける事を特徴とした浮沈式養殖生簀。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭50-029393
  • 特開昭50-029392

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