特許
J-GLOBAL ID:200903040458676825

変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-195565
公開番号(公開出願番号):特開平11-037178
出願日: 1997年07月22日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】作動流体の極低温時にあって、エンジンの出力を駆動系に伝達すべきでない状態で、エンジンと変速機構との間に介装された発進用クラッチが高速回転されることによって生じる作動流体の遠心圧で当該発進用クラッチが締結しないようにする。【解決手段】作動流体の温度TMPを検出すると共に、エンジン出力を伝達すべきでないNレンジを検出し、作動流体温度TMPが低温所定値TMP0 以下であるとき、読込まれた入力回転数NPri からクラッチ機構が遠心圧で伝達する伝達トルクTTRを算出し、その伝達トルクTTRが、車両に所定の加速度GX0を発生させる所定値TTR0 以上であるときに、エンジンコントロールユニットにフューエルカット要求信号を出力し、伝達されるエンジン出力そのものを低減すると共に入力回転数NPri を下げて遠心圧を小さくし、クラッチ機構の締結を解除する。
請求項(抜粋):
非走行レンジが選択されていても、内燃機関と共に回転する軸上に変速機内の発進用クラッチのピストン流体室を備え、その発進用クラッチへの作動流体圧をクラッチ締結制御用調圧弁で調圧するようにした変速機の制御装置にあって、前記作動流体の温度を検出する作動流体温度検出手段と、前記発進用クラッチへの入力回転数を検出する入力回転数検出手段と、この入力回転数検出手段で検出された入力回転数に基づいて、少なくとも前記作動流体温度検出手段で検出された作動流体の温度が予め設定された低温所定値以下であるときに発生する前記発進用クラッチの伝達トルクを検出する伝達トルク検出手段と、選択されたシフトレンジが非走行レンジであることを検出する非走行レンジ検出手段と、この非走行レンジ検出手段で非走行レンジであることが検出され且つ前記作動流体温度検出手段で検出された作動流体の温度が予め設定された低温所定値以下であるときの前記伝達トルク検出手段で検出された発進用クラッチの伝達トルクが予め設定された所定値以上であるときに、少なくとも発進用クラッチへの入力回転数を低減する入力回転数低減手段とを備えたことを特徴とする変速機の制御装置。
IPC (3件):
F16D 25/14 640 ,  B60K 41/02 ,  F02D 29/00
FI (3件):
F16D 25/14 640 W ,  B60K 41/02 ,  F02D 29/00 H
引用特許:
審査官引用 (7件)
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