特許
J-GLOBAL ID:200903040462504885
発泡性合成樹脂の成形方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-114737
公開番号(公開出願番号):特開平8-300385
出願日: 1995年05月12日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 成形金型のキャビティに充填した発泡ビーズを蒸気加熱により発泡融着させるにあたり、蒸気の無駄な消費がなく、しかも融着状態の均一性に優れた良質の発泡樹脂成形品を製造することのできる成形方法を提供する。【構成】 一方加熱時の蒸気圧の設定値を、発泡ビーズの融着温度に適した値(両面加熱時の適正値)よりも低い値とし、その設定値(目標値)v3 と金型蒸気室の圧力検出値x3 との偏差がなくなるような操作量y3 で蒸気供給系のコントロール弁11の開度を制御する。これにより、一方加熱時に過剰な蒸気が成形金型の蒸気室に供給されることがなくなる結果、所期の目的を達成できる。
請求項(抜粋):
成形金型内のキャビティに発泡性の合成樹脂粒子を充填した後、そのキャビティ内に金型蒸気室から蒸気を供給して樹脂粒子を発泡させ、この各発泡粒子同士を融着させることにより発泡成形品を得る方法で、かつ、その加熱工程が、金型蒸気室への蒸気供給系に設けたコントロール弁の制御により、少なくとも、金型加熱工程、キャビティ内の樹脂粒子間に存在する空気を蒸気に置換する一方加熱工程、キャビティ内の樹脂粒子を発泡融着させる両面加熱工程に分けられる成形方法において、上記一方加熱を行うときに、蒸気圧の設定値を両面加熱時よりも低い値とし、その設定値と成形金型内の圧力検出値との偏差に比例した値を操作量として上記コントロール弁の開度を制御することを特徴とする発泡性合成樹脂の成形方法。
IPC (2件):
前のページに戻る