特許
J-GLOBAL ID:200903040463191228
地中レーダトモグラフィ方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-136977
公開番号(公開出願番号):特開平6-324162
出願日: 1993年05月17日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】従来技術に比較して電磁波のS/N比の改善効果が大きくかつ分解能を向上することが可能な地中レーダトモグラフィ方法及び装置を提供する。【構成】送信信号から得られる電磁波を連続波として地中に放射し、その地中からの受信波から得られる受信信号を、送信信号とその一部を90°移相器を通した90°移相信号により同期検波することを前記の電磁波の任意の周波数範囲で一定周波数間隔で行うことにより、フーリエ変換における実数部,虚数部を得て、これを逆フーリエ変換して得られるインパルス応答波形の振幅,伝搬時間を測定した結果、および相関処理や伝達関数から、電磁波の地中伝搬特性が得られるように構成されている。
請求項(抜粋):
地中に電磁波を入射してその透過波,反射波,回折波を多地点から多数とらえ、これらの振幅,伝搬時間などを計測し、これを解析処理することにより地中の空洞,埋設物,地質構造などを断面情報として得る地中レーダトモグラフィ方法において、単一周波数の送信信号から得られる前記電磁波を送信アンテナで地中に放射して該地中を透過した信号を受信し、前記送信信号を90°移相器を用いて位相0°と位相90°の2種類の直交信号に分けてそれぞれ受信信号と相関をとる処理を行ない、その処理により得られる相関出力が単一周波数に対する地中伝搬特性として表される動作を前記電磁波のある周波数範囲で離散的に行ない、多数の前記相関出力から地中に伝搬した電磁波から得られる前記受信信号のフーリエ変換における複素フーリエ成分を得て、これを逆フーリエ変換することによりインパルス応答波形を得て、このインパルス応答波形の振幅,伝搬時間を計測し、これを解析処理することにより前記地中の断面情報を得る地中レーダトモグラフィ方法。
IPC (2件):
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