特許
J-GLOBAL ID:200903040467290859

環状オレフィン系樹脂からなる成形体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-195546
公開番号(公開出願番号):特開平9-040787
出願日: 1995年07月31日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【解決手段】 本発明の成形体の製造方法は、例えばテトラシクロドデセンのような特定の環状オレフィンとエチレンとの共重合等により得られる環状オレフィン系樹脂のペレットを、射出装置に供給して成形するに際して、成形装置に供給される前に、減圧脱気処理してこのペレット中に含有される気体を除去した後成形することを特徴とする。【効果】 本発明の方法によれば、ペレット中に成形体の外観を損なわせるような気体が含有されていないので、白濁などのない優れた外観の成形体を製造することができる。
請求項(抜粋):
下記[I-1]、[I-2]、[I-3]および[I-4]よりなる群から選ばれる環状オレフィン系樹脂を、成形装置に供給して成形するに際して、該成形装置に供給する前に環状オレフィン系樹脂を減圧脱気処理することを特徴とする環状オレフィン系樹脂からなる成形体の製造方法;[I-1] エチレンと下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンとを共重合させて得られるエチレン環状オレフィンランダム共重合体:[I-2]下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンの開環重合体または共重合体、[I-3]上記[I-2]開環重合体または共重合体の水素化物、および[I-4]上記[I-1]、[I-2]または[I-3]のグラフト変性物。【化1】(式[I]中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、qは0または1であり、R1 〜R18ならびにRa およびRb は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基であり、R15〜R18は互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。)、【化2】(式[II]中、pおよびqは0または1以上の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1 〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはアルコキシ基であり、R9 (またはR10)が結合している炭素原子と、R13またはR11が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、また、n=m=0のときR15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい。)。
IPC (6件):
C08J 5/00 CES ,  B29B 13/00 ,  B29C 45/00 ,  B29C 31/00 ,  B29K 23:00 ,  C08L 23:08
FI (4件):
C08J 5/00 CES ,  B29B 13/00 ,  B29C 45/00 ,  B29C 31/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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