特許
J-GLOBAL ID:200903040484680091

コンバイン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-144195
公開番号(公開出願番号):特開平8-009760
出願日: 1994年06月27日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 選別処理物量の過大状態を発生させないように車速制御するとともに、刈取走行中の作業行程における走行位置が行程終端に近い場合には、不必要な上限車速の変更を回避して制御の簡素化と能率向上とを実現する。【構成】 扱室からの選別処理物の量が多いほど選別処理能力を大きくし、又、負荷検出手段S7,Hにて検出されるエンジン負荷を目標負荷範囲に維持すべく変速操作する制御手段Hが、選別処理物量が選別処理能力の上限値を超えないときは、車速が検出車速の最大値で設定された上限車速を超えない状態で車速制御を実行し、選別処理物量が選別処理能力の上限値を超えた場合には、作業行程における予定刈取走行距離に対する残りの刈取走行距離が設定距離よりも長いときは設定上限車速を設定量低速の車速値に補正するが、残りの刈取走行距離が設定距離より短いときは上記設定上限車速の低速側への補正を行わない。
請求項(抜粋):
扱室(A)から漏下する選別処理物の量を検出する処理物量検出手段(S5)の情報に基づいて、その選別処理物量が多いほど選別装置(B)の処理能力が大きくなるように、前記選別装置(B)の処理能力変更手段(M1,M2)を調節作動させる選別制御と、負荷検出手段(S7,H)によって検出されるエンジン負荷が目標負荷範囲に維持されるように、車速変速用の変速装置(12)を変速操作する車速制御とを実行する制御手段(H)が設けられたコンバインであって、刈取作業地内に設定された作業行程における刈取走行距離を検出する刈取走行距離検出手段(102)と、車速検出手段(S6)によって検出される検出車速の最大値を設定上限車速として記憶する最大車速記憶手段(100)とが設けられ、前記制御手段(H)は、前記最大車速記憶手段(100)の情報に基づいて、前記検出車速が前記設定上限車速を超えない状態で前記車速制御を実行するとともに、前記選別処理物量が前記選別装置(B)の処理能力の上限値を超えた場合に前記設定上限車速を設定量低速の車速値に補正する補正処理を実行し、且つ、前記刈取走行距離検出手段(102)の情報に基づいて、前記作業行程における予定刈取走行距離に対する残りの刈取走行距離が設定距離よりも短い場合にはその作業行程における前記補正処理を停止するように構成されているコンバイン。
IPC (2件):
A01D 69/00 302 ,  A01F 12/32

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