特許
J-GLOBAL ID:200903040487159880
整合厚を利用した電磁波吸収体とその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-027643
公開番号(公開出願番号):特開2000-228599
出願日: 1999年02月04日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 軟磁性金属の粉末をゴムまたは合成樹脂のマトリクス中に分散してなる電磁波吸収体であってシート形状のものにおいて、電磁波の発散現象が認められる整合厚を利用し、リターンロスが35dB以上の高性能な電磁波吸収性能を有する電磁波吸収体を提供すること。また、任意の周波数において整合厚を利用し、高性能の電磁波吸収体を実現する設計手法を提供すること。【解決手段】 1GHz以上の高周波領域において、軟磁性金属の粉末の平均粒径とそのマトリクスへの体積充填率とによって決定される特定の周波数(発散周波数)で電波の吸収がピークに達する整合厚をその厚さとする。これを製造する方法は、発散周波数と電磁波吸収体に要求される厚さの範囲とを与えられた条件とし、それらに基づいて、使用すべき軟磁性金属の粉末の平均粒径とそのマトリクスへの体積充填率とを選択し、それら選択された条件において可能になる整合厚を厚さとして採用する。
請求項(抜粋):
軟磁性金属の粉末をゴムまたは合成樹脂のマトリクス中に分散してなる電磁波吸収体であって、1GHz以上の高周波領域において、軟磁性金属の粉末の平均粒径とそのマトリクスへの体積充填率とによって決定される特定の周波数(発散周波数)で電波の吸収がピークに達する整合厚をその厚さとすること、および発散周波数におけるリターンロスが35dB以上あることを特徴とする整合厚を利用した電磁波吸収体。
IPC (2件):
FI (2件):
H05K 9/00 M
, H01F 1/00 C
Fターム (10件):
5E040AA11
, 5E040BB03
, 5E040BB06
, 5E040CA13
, 5E040NN15
, 5E321BB32
, 5E321BB44
, 5E321BB53
, 5E321GG05
, 5E321GG12
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