特許
J-GLOBAL ID:200903040487452227
車輪制動状態評価装置及びその評価装置を備えた車両用運動特性制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-108284
公開番号(公開出願番号):特開平9-290729
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 車輪間に回転拘束力が存在する場合であっても、車両制動時における車輪制動状態を適切に評価する。【解決手段】 制御対象輪が前輪1,4のいずれかであれば左右後輪2,3のスリップ率SWRR,SWRLに基づき、後輪2,3のいずれかであれば左右前輪1,4のスリップ率SWFR,SWFLに基づいてそれぞれ補正スリップ率SHを求め(S520,S530)、その補正スリップ率SHと制御対象輪のスリップ率SW** とに基づいて増圧パターン決定用スリップ率△Sを算出する(S540)。そして、その増圧パターン決定用スリップ率△Sを所定の判定基準値KS1,KS2と比較して(S550,S570)、アンチスキッド制御におけるパルス増保持時間KH1〜KH3を決定している(S560,S580,S590)ため、適切な制動状態の評価、及びそれに基づく適切なアンチスキッド制御が可能となる。
請求項(抜粋):
第1輪と第2輪との間には回転拘束力が存在し、該回転拘束力を介して駆動・制動力が車輪間を移動する構成の車両に設けられた第1の車輪制動力発生手段によって車輪制動力が付与される前記第1輪のスリップ状態を検出する第1のスリップ状態検出手段と、前記車両に設けられた第2の車輪制動力発生手段によって車輪制動力が付与される第2輪のスリップ状態を検出する第2のスリップ状態検出手段と、前記第1輪と前記第2輪との間の回転拘束力を介して駆動・制動力が車輪間を移動する状態である場合には、前記第1のスリップ状態検出手段にて検出された前記第1輪のスリップ状態及び前記第2のスリップ状態検出手段にて検出された前記第2輪のスリップ状態の双方に基づいて、当該第1輪及び第2輪の制動状態を評価する制動状態評価手段と、を備えることを特徴とする車輪制動状態評価装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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四輪駆動車のアンチスキッド制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-190951
出願人:アイシン精機株式会社
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アンチスキッド制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-225901
出願人:アイシン精機株式会社
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特開平3-139462
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特開平1-249555
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特開平1-113669
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