特許
J-GLOBAL ID:200903040495517389

ページ位置補正方法、装置および記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-139868
公開番号(公開出願番号):特開平11-331558
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】 ページ画像に対するページ内容部の傾きを自動的に補正するページ位置補正方法を提供する。【解決手段】 横書きの文章をページ内容部として有するページ画像の場合、主走査方向が横方向であり、副走査方向が縦方向であるとして主走査方向の1つの直線上に存在する黒画素の個数を黒化数とし、黒化数の副走査方向の分布のヒストグラムを求める。また、黒化数が所定のしきい値以下となるディップ検出幅以上の範囲をディップDとして求める。さらに、主走査方向、副走査方向に対してページ画像を様々に傾けて同様のヒストグラムを求め、ディップDの幅が最大となるときのページ画像の傾き角を取得する。そして、このときの傾き角だけページ画像に対してページ内容部が傾くように補正処理を行う。これにより、ページ画像に対するページ内容部の傾きを自動的に補正することが実現される。
請求項(抜粋):
2値画像であるページ画像に対するページ内容部の位置を補正するページ位置補正方法であって、(a) 基準方向に垂直な一直線上に存在する画素値が1の画素の個数を黒化数として求める工程と、(b) 前記基準方向に対する位置を変えながら前記工程(a)を繰り返し、前記基準方向における黒化数の分布であるヒストグラムを求める工程と、(c) 前記ヒストグラムからディップを取得する工程と、(d) 前記基準方向に対する前記ページ画像の向きを変化させながら前記工程(b)および(c)を繰り返し、前記ディップの幅の変化を求める工程と、(e) 前記ディップの幅が最大となるときの前記ページ画像の向きに基づいて前記ページ内容部の傾き角を求める工程と、(f) 前記ページ内容部の傾き角に応じて前記ページ画像を回転補正する工程と、を有することを特徴とするページ位置補正方法。
IPC (3件):
H04N 1/387 ,  G06T 3/60 ,  G06T 7/60
FI (3件):
H04N 1/387 ,  G06F 15/66 350 A ,  G06F 15/70 350 H

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