特許
J-GLOBAL ID:200903040496067379

ナトリウム-硫黄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名嶋 明郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-328512
公開番号(公開出願番号):特開平9-167631
出願日: 1995年12月18日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】高出力運転時の各単電池間の温度差を小さくし、運転の安全性を高めるとともに、たとえ単電池が不測の事故を発生した場合であっても火災事故に対応できる安全性の高いナトリウム-硫黄電池を提供する。【解決手段】隣接する各単電池3を棚板2上に載置し、棚板2には隣接する各単電池3の空間4に対応する位置に貫通孔5を設ける。この貫通孔5を通じて棚板2の下部の密閉空間7よりフッ素系不燃性液体の冷却媒体を流入し、各単電池3の上部に流出した冷却媒体を断熱容器1の外部に取り出して断熱容器1へ戻す循環流路11を設ける。この循環流路11の途中に設けた熱交換器14によって冷却媒体を冷却し、断熱容器1内の各単電池3を均一な温度に維持する。
請求項(抜粋):
断熱容器内に互いに隣接する多数の円筒状のナトリウム-硫黄単電池を収容したナトリウム-硫黄電池において、上記各単電池が頂部において電気的に接続された状態で棚板上に載置され、棚板に設けられた上記隣接する各単電池間の空間に対応する位置の貫通孔を通じて、上記棚板の下部に設けられた密閉空間からフッ素系不燃性液体である冷却媒体が上記各単電池間の空間に流入し上記各単電池の上部に流出するよう構成され、かつ上部に流出した冷却媒体を断熱容器の外部に取り出し、途中に設けられた熱交換器によって所定温度に冷却媒体を冷却したうえ再び断熱容器の上記密閉空間内に流入させる循環流路が設けられたことを特徴とするナトリウム-硫黄電池。
IPC (2件):
H01M 10/39 ,  H01M 10/50
FI (2件):
H01M 10/39 C ,  H01M 10/50
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-257766
  • 特開昭61-215684

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