特許
J-GLOBAL ID:200903040505381677

文字認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-293209
公開番号(公開出願番号):特開平5-128308
出願日: 1991年11月08日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】文字の切出しを高速かつ正確に行えるようにして、文字認識処理の高速化を図る。【構成】接触する複数の文字の各構成部分を含む接触文字要素E12に対して、その左端から、文字サイズSIZEの間隔で切出し候補位置a1,a2が設定される。さらに、直前の文字要素E11の左端から、文字サイズSIZEの間隔で、切出し候補位置b0,b1,b2が設定される。切出し候補位置a1,a2,b0,b1,b2から選択した2つの切出し候補位置で切り出した画像に対して文字認識処理が行われ、認識結果に対応した認識評価値が算出される。そして、切り出された画像に対する認識評価値が所定値以上である場合に、この画像に対応した切出し候補位置が、切出し位置として決定される。
請求項(抜粋):
認識可能な文字の基本となる特徴量を記憶した認識用辞書と、文書画像から切り出された1文字ごとの文字画像から抽出された特徴量と、上記認識用辞書に記憶された特徴量とを照合して、最も類似する文字の文字コードを出力する認識処理手段とを有する文字認識装置において、文書画像から文字を構成する画素の塊である文字要素を切り出す仮切出し手段と、所定の文字サイズに基づいて、上記切り出された文字要素のうちで、接触する複数の文字の各構成部分を含む文字要素である接触文字要素を検出する接触文字検出手段と、この接触文字検出手段により検出された接触文字要素を文字ごとの文字画像に分離するための切出し候補位置を、上記文字サイズおよび当該接触文字要素とその直前の文字要素との位置関係に基づいて算出する接触文字分離手段と、この接触文字分離手段により算出された切出し候補位置で分離して得た画像を上記認識処理手段に与える手段と、認識処理手段が出力する文字コードの類似度に対応した認識評価値を算出する手段と、この認識評価値が所定値以上であるときに、その画像に対応した上記切出し候補位置を文字画像の切出しのための切出し位置として決定する手段とを含むことを特徴とする文字認識装置。
IPC (2件):
G06K 9/34 ,  G06K 9/68

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